そごう・西武は、オフィスでのクールビズを更に推進することを目的に、「スーパークールビズ・ファッションショー」と題した初のファッションショーを開催した。
5月からそごう・西武全店で展開して好評を得ているというスニーカーを“はずし”感覚で組み合わせる「ドレスニーカースタイル」をテーマに提案。自主開発商品「リミテッド エディション」で「アツロウタヤマ(ATSURO TAYAMA)」や「ジュンコ・シマダ(JUNKO SHIMADA)」などを採り入れ、涼しげでクールなスタイルをヤング、アダルト、カジュアル、フォーマルなどの各シーンに分けて紹介した。
ショーには、特別モデルとして慶應義塾大学、立教大学、東京大学など都内有名大学のミスキャンパス、そごう・西武のバイヤーや、エコ・ファースト企業のライオン株式会社とキリン株式会社の社員、環境省の職員、ボクシングの村田諒太選手なども登場した。
コメンテーターとして登場したドン小西さんは「クールビズは一種のファッション革命。(クールビズのメインアイテムである)シャツも進化しておしゃれになった。クールビズで大切なのは清涼感のある天然素材や接触冷感などの素材。また、ジャケットとスラックスやAラインの女性らしいスタイルのアクセントとしてスニーカーを使うのも今年のトレンド。ポイントは清涼感とだらしなくならないことだが、怖がったり決めつけたりしてはだめ。どんどんチャレンジして欲しい」とアドバイス。
ドン小西さんがプロデュースしたというカジュアルなコットンパンツとシャツにベストを合わせてフォーマル感をプラスしたスタイリングで登場した村田選手は「身体のために普段から冷房は使いませんが、スーパークールビズはすごく着心地がいい」と話し、シアサッカーのダブルブレストのジャケット姿でショーにも出演した北川知克環境副大臣は「クールビズの取り組みが始まって10年。定着してきたがこれからもより一層進めたい。クールビズはもともと部屋の温度を28度に設定する事で無理せずに涼しく温暖化対策をするということからスタートしたものなので、ファッションを楽しみながら協力していただければ」と語った。
尚、同イベントは環境省が6月7・8日に東京・代々木公園のケヤキ並木/イベント広場で開催した6月の環境月間の中心行事「エコライフ・フェア2014」での一企画として行われた。