森トラストグループは、東京都品川区の「御殿山ガーデン ホテルラフォーレ東京」を、外資系ブランド「東京マリオットホテル」として2013年12月にリブランドオープンすることで、マリオット・インターナショナル(本社:米国メリーランド州)と合意した。
「ホテルラフォーレ東京」の位置する品川エリアが国内外の交通の要所であるという立地特性を生かし、国際ビジネス・観光拠点の創造を目指すため、マリオット・インターナショナルが運営する中でも世界最多展開する旗艦ブランド「マリオット・ホテル&リゾート」を誘致。「ラフォーレ倶楽部(ホテルラフォーレ東京会)」の会員も引き続き利用できる形態とすることにより、「ラフォーレ倶楽部」とマリオットグループ双方の顧客ネットワークを活用した新たなホテルビジネスを展開する。
今回のリブランドでは、品川の御殿山というロケーション特有の歴史と品格をホテル内でも感じられるよう、仕立て、審美、追憶、自然美など七つの要素をキーワードとして、ほぼ全館に及ぶ改修を実施。「洗練されたテーラーメイド」をデザインコンセプトに、自然光が降り注ぐ天井高約20mのアトリウム、御殿山庭園にたたずむチャペル、御殿の雰囲気を表現した大宴会場などを予定している。約250室の客室は平均38平方メートル以上の広さで、最上級のおもてなしを届けるエグゼクティブフロアやゲストラウンジもオープンする。
マリオット・インターナショナルは、世界74の国と地域に約3,700軒の宿泊施設を展開する、米国最大のホテルグループ。現在はマリオットブランドとして、「JWマリオット・ホテル&リゾート」「ザ・リッツ・カールトン」「ブルガリ」などのホテルの運営、フランチャイズで18ブランドを展開。ビジネス、レジャー双方を充実させた「マリオット・ホテル&リゾート」ブランドの展開数は、北米アジア太平洋地区をはじめ世界60ヶ国、500軒以上。本ブランドの国内進出は、名古屋、沖縄、大阪(2014年開業予定)に次いで4軒目となる。