ロエベがユルゲン・テラーによるFW24プレコレクション キャンペーンを発表

2024.06.10
ロエベLOEWE)は、ユルゲン・テラー撮影によるFW24プレコレクション キャンペーンを発表しました。

Courtesy of LOEWE
ロエベのクリエイティブ ディレクターを務めるジョナサン・アンダーソンがいま注目しているのは、スケールとプロポーション――大きさや小ささ。高さや低さ。知覚のあり方を決定する「視点」や、知覚が描くシルエットの探求に関心を寄せています。2024秋冬プレコレクション キャンペーンでは、コレクションにおけるプロポーション(比率)の遊びを、衣服からイメージへと拡大します。

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撮影がおこなわれたのは、1929年に建てられた世界最古のミニチュアパーク、ベコンスコット モデルビレッジ。アリソン・オリバー、アーチー・マデクウィ、ダン・レヴィ、エンゾ・ヴォグリンシク、キット・コナー、レスリー・マンヴィル、ソフィー・ワイルド、070シェイクといったアーティストやクリエイティブな面々がキャストとして登場しているほか、ジョナサン・アンダーソンの甥であるアルフィー・アンダーソンも特別ゲストとして参加しています。

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ユルゲン・テラーが再び撮影を担当したキャンペーンは、ロエベに対するテラーの容赦ないまなざしを新たなかたちで表現しています。生々しくもコミカルで、率直でありながら内省的。ポーズに対する大げさで彫刻的なアプローチ。ベコンスコットの精密で小さな建築に囲まれて撮影された写真には、どこか懐かしい不思議な感覚が漂い、無邪気で遊び心にあふれた背景と、ドライで謎めいたモデルの表情が対照的です。

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城壁に寄りかかるソフィー・ワイルドが手にしているのは、デニムバージョンのスクイーズバッグ。要塞のなかに佇むアリソン・オリバーの手にはフラメンコパース。エンゾ・ヴォグリンシクはコーデュロイのスーツをまとい、フラメンコバックパックを手に、鉄道トンネルの上でうまくバランスを取っています。

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レスリー・マンヴィルが両手に巨大なひまわりとスクイーズバッグを掲げているかと思えば、070シェイクは頭の上にミニチュアの鹿を乗せてカメラを見つめます。粗野で気まぐれなポーズとシーンは、クロップやストレッチの効いたシルエット、オーバーサイズのボウタイ、彫刻的なドレープに、パズルやハンモックといったロエベのアイコニックなバッグからなる2024秋冬プレコレクションの輪郭を反映し、強調しています。

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しなやかで柔らかいパズルトート、フラメンコパース、スクイーズバッグは、ミニチュアサイズの背景の対比でサイズ感が強調されます。ユルゲン・テラーの視点は、この野心的な試みにドキュメンタリーのような感覚と乾いたユーモアをもたらし、ロエベをビジュアル言語を操る者として新たに位置づけています。



LOEWE FW24 PRE-COLLECTION

https://youtu.be/vnXiCK1wOqw


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お問い合わせ:
ロエベ ジャパン クライアントサービス
電話:03-6215-6116

編集部
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