「フェンディ(FENDI)」は、デザイナー兄弟デュオ、フェルナンド&ウンベルト・カンパーナ(Fernando & Humberto Campana)とコラボレーションしたファニチャーコレクションを制作した。
キャビネットやアームチェア、イス、ペンダント照明にキダーシャ(Kidassia、子ヤギ)ファーを使用。カンパーナ兄弟は、約1ヶ月にわたりローマにあるフェンディのアトリエに毎日通い、ファー職人のノウハウや知識を学び、各作品の開発に取り組んだという。
今作品は、スイスのバーゼルで16日まで開催中の国際的デザインフェア「デザインマイアミ(Design Miami)」で公開。7月6日から20日までモナコ・モンテカルロの展示場「スポルティング・ディヴェール(Sporting d’Hiver)」で開催される個展「フェルナンド&ウンベルト・カンパーナ:危険なラグジュアリー」で展示される。この展覧会は同国のホテルやカジノを有するSBMグループ150周年を記念したイベントの一環。
ブラジルのサンパウロ出身のカンパーナ兄弟は、建築家の兄・フェルナンドと、弁護士の弟・ウンベルトによるデザイナーデュオ。廃材を利用したイスの制作を始め、アーティスティックな家具作りを行う。ニューヨーク近代美術館にも作品が展示されている。