世界19ヶ国、約900種のワインが一堂に介するイベント「世界を旅するワイン展」が、2月26日より伊勢丹新宿店本館6階催物場で開催される。3月3日15時終了。
4回目となる本展では、「品種で愉しむワインの世界」をテーマに、世界各地で育てられる"国際品種"から、その国の土地のみで育てられる"土着品種"まで、さまざまな葡萄の品種をラインアップ。会場では、各国のワイナリーの生産者が来場する他、約50種類のワインが1杯315円から楽しめ、ワインと相性の良いおつまみも用意された「世界のワインバル」がオープンする。
注目は、前回のイベントで要望が高かった「トルコ」のワインが初登場。“フランスに負けないワイン造り”を目指すトルコのワイナリー「アクン・オンギョル」が醸造するワインは、柔らかなタンニン(渋味)と、スパイシー且つ豊かな果実味が楽しめる1本だ。
その他、ソムリエ・田崎真也が選ぶブルゴーニュワインや、創業300年以上で英国王室御用達ワイン&スピリッツ商のオリジナルワインなど、話題のワインが多彩にそろう。
また、特別企画として、「世界のステージで勝負する日本酒たち」と題し、米を原料にワインと同じ醸造酒に分類される日本酒を特集。ワインが主流の海外マーケットにおいて、現在、日本酒の注目が高まっているという。今回は、パリ・ロンドン・ニューヨークなどで高い評価を得ている3蔵をクローズアップ。日本酒としては珍しい10年熟成の“ビンテージSAKE”を提案する「群馬県・永井酒造」を始め、「岐阜県・中島醸造」「山口県・永山本家酒造場」が出品する。
現在、すべてのワインを品種・国別に紹介したスペシャルサイトが開設中。一部のアイテムは、インターネットでも購入することができる。