5月12日は、ファッションデザイナーのドリス・ヴァン・ノッテンの誕生日です

2013.05.12

ファッションデザイナーのドリス・ヴァン・ノッテン(Dries Van Noten)は1958年5月12日生まれ。ベルギー・アントワープ出身。

祖父の代から高級ブティックを経営する家系で育っため、幼い頃からファッションの世界を経験し、学んでいた。18歳でアントワープ王立芸術学院に入学。1981年に卒業。

同校で共にファッションを学んでいたアン・ドゥムルメステール(Ann Demeulemeester)やウォルター・ヴァン・ベイレンドンク(Walter Van Beirendonck)、ダーク・ヴァン・セーヌ(Dirk Van Saene)、ダーク・ビッケンバーグ(Dirk Bikkembergs)、マリナ・イー(Marina Yee)と、1986年にロンドンコレクション展示会に参加。それがきっかけでファッション業界で注目されるようになり、後にこの6人は「アントワープの6人(アントワープ・シックス)」と呼ばれるようになった。

しかし実はその3年前、この6人にマルタン・マルジェラを加えた7名が、ベルギーの若手デザイナー昂揚のためにベルギーで組織された「ガネットドール」の「'83ゴールデンスプールコンテスト」で受賞。審査委員長のジャン・ポール・ゴルチェに高い評価を得て、ベルギーフランダース政府が国を挙げてこの7名をトップランクのデザイナーとして支援したことで、アントワープのデザイナーの躍進が始まった。

ドリスは1987年にブランドを設立。1989年、アントワープに旗艦店「ヘット・モードパレス(Het Modepaleis)」をオープンし、第2号店を東京青山に出店したが、2003年に閉店。その後、トゥモローランド株式会社をパートナーに、2009年に青山再度店を構えた。他にも、パリシンガポールドバイなどに直営店を持ち、世界の400以上の都市でビジネスを展開している。

1993年にパリコレクションに参加。ブランドが25周年を迎える現在もメンズウィメンズのコレクションをパリコレクションで発表している。

画像提供:Getty Images
編集部
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