「シャネル」「フェンディ」のデザイナー、カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)の仕事とプライベートに密着したドキュメンタリー映画『ファッションを創る男ーカール・ラガーフェルドー』(アルシネテラン配給)の日本公開が決定した。
監督・脚本は『これが私の肉体』などを手掛けたロドルフ・マルコーニ(Rodolphe Marconi)。ラガーフェルド自身も企画に関わり撮影された本作は、2年間に渡り200時間以上カメラを回し、ニコール・キッドマン(Nicole Kidman)を始めとするセレブたちとの写真撮影や、緊迫のファッションショーの裏側、ドレスをデザインする様子など貴重な仕事風景を収録。
また、読書家で本が散乱しているアパートメントから、専属のメイド付きのリッチな滞在先のホテル、移動中の機内まで、オフショットも満載。リラックスした雰囲気のなか自宅で行われたインタビューでは、ファッションに対する情熱はもちろん、彼の謎に包まれた幼少期、そしてセクシャリティについてまでも赤裸々に告白し、自身の人生哲学を熱く語っている。
第57回ベルリン国際映画祭コンペティション部門にも正式出品され、本国フランスでは2007年に公開された話題の本作。11月16日よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開予定。
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