古美術から現代美術までを紹介するイベント「東京アートアンティーク―日本橋・京橋美術骨董まつり―」が、4月26日から28日までの3日間開催される。日本橋・京橋エリアの美術店・画廊67店舗、日本橋三越本店、日本橋高島屋、丸善日本橋店などが参加する。
会期中は、4、5店舗の画廊を回るランチ付きの有料ギャラリーツアーを始め、親しみやすいイベントを企画している。「めし茶碗 ―大口コレクションの一部を―」では、半端物やダメージのある茶碗を販売。金継ぎ器直しの「知器庵(ちきあん)」をスタートした堀西眞美が、金繕いの実演と簡単なレクチャーを行う。
「大試飲会」では、実際に器を手に取り口に当て、精選したお酒を試飲できる。川島公之によるギャラリートーク「明末清初のやきもの」「世界の花蓮図鑑」(勉誠出版)刊行を記念しての写真展および写真家の三浦功と花蓮専門家の池上正治による講演会、舞踏家の田中誠司によるパフォーマンスも予定。また、近隣の美術館やアンテナショップと連携し、より多くの情報を発信することにより、更に充実したアートめぐりを提供する。