ヴェルサーチ(Versace)が、写真家ブルース・ウェーバー(Bruce Weber)の撮り下ろした2017-18年秋冬広告キャンペーンを発表した。
アーティスティックディレクター、ドナテラ・ヴェルサーチ(Donatella Versace)が、“団結”や“希望”をキーワードにパワフルなメッセージを込めた同キャンペーン。ウィメンズにはモデルに、ジジ・ハディッド(Gigi Hadid)、ミカ・アルガナラズ(Mika Arganaraz)、テイラー・ヒル(Taylor Hill)、ヴィットリア・チェレッティ(Vittoria Ceretti)を起用。2017-18年秋冬コレクションに施された、「平等(EQUALITY)」、「強さ(STRENGTH)」、「愛(LOVE)」などのメッセージを身に纏っている。
メンズモデルには、バリー・ロメカ(Barry Lomeka)、バラク・シャミール(Barak Shamir)、フィリップ・ウォルフ(Filip Wolf)、ソウル・ロドリゲス(Saul Rodriguez)、アルファ・ディア(Alpha Dia)、ヴァレンタイン・ロンデス(Valentine Rontez)、トリスティアン・テヴノ(Tristian Thevenot)、マイケル・ジオイア(Michael Gioia)を起用した。男性らしいパワーを表し、ヴェルサーチの兄弟愛を表現しながら様々な男性のイメージ、信念、スタイルをミックスすることで、“ヴェルサーチマン”の新たなビジョンを生み出している。
キャンペーンについてドナテラ・ヴェルサーチは「このキャンペーンのメッセージは明確であり、率直なメッセージ。私たちが誰なのか、どこの出身かは関係なく必要なのは団結、愛、共存すること」と語っている。一方ブルース・ウェーバーは、「今日、世界中で何が起こっているかとドナテラと話した後に、何かを起こしている人達やそれを援助する人達を撮影したいと思った。このキャンペーンが平和への抗議や、人との必要な繋がりを求めるものだと思っている」とコメントを残す。