ティファニー 銀座、アジア最大の旗艦店がついにオープン。伝統と革新が響き合うラグジュアリーの新章

2025.07.14
2025年7月11日、ティファニー東京銀座アジア最大規模となる新たな旗艦店「ティファニー 銀座」をオープンしました。1972年の日上陸から53年。ラグジュアリーの象徴であるこのブランドが、次なる50年に向けて歩みを進める、新たな節目となる特別な空間が誕生しました。

©FASHION HEADLINE
歴史と文化が交差する銀座の中心に誕生したこの新店舗は、ジュエリーという枠を超えた芸術空間でもあります。伝統と革新、アートとクラフツマンシップ、そして東洋と西洋の感性が交錯する唯一無二のストア体験を、訪れるすべての人に提供します。

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的で感性豊かな建築。銀座の街と共鳴するファサードデザイン
「ティファニー 銀座」の象徴となるファサードは、日本を代表する建築家青木淳氏によって設計されました。インスピレーションの源は、ルイス・コンフォート・ティファニーが手掛けた「ウィステリア(藤)」のランプです。

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外観は緩やかに波打つような表情を見せ、コーナー部分では風に舞う布のような柔らかさを湛えています。その有機的な曲線は、ティファニーが長年培ってきた詩的な美意識と、日本の自然観、そして銀座という街の洗練さを、見事に織り交ぜています。

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ニューヨークの精神を継承したインテリア。ピーター・マリノによる空間演出
内装デザインを手掛けたのは、現代建築界の巨匠ピーター・マリノ氏。2023年にリニューアルを遂げたニューヨーク本店「ザ ランドマーク」のコンセプトを継承しながら、東京の文脈に合わせて再構築されています。

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ティファニーのクラフトマンシップが細部まで息づく空間には、アートとジュエリー、文化的なモチーフが豊かに散りばめられ、まさに“体験するジュエリーストア”と呼ぶにふさわしい空間が広がっています。

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階層ごとに展開される、五感を刺激する世界観
1階では、比類なきダイヤモンドジュエリーとともに、ティファニーを象徴する代表的なコレクションが出迎えます。イタリアアーティスト、ミケランジェロ・ピストレット氏によるブルーミラーのアート作品が空間に華を添え、来店者をティファニーの物語の入口へと誘います。

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さらに、和紙の天井から吊るされたキネティックガラス彫刻「銀座 ダイヤモンド スカイライト」は、天からダイヤモンドが降りそそぐような幻想的な光景を演出。1階から2階へと続くガラス階段の壁面には、二の丸庭園をイメージした自然の映像が映し出され、都市の中に広がる静かな“緑”の存在を感じることができます。

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2階には、ティファニー ハードウエアをはじめとするレジェンダリーなコレクションが並びます。金沢の縁付金箔による天井装飾が放つ静謐な輝きや、菊のブローチを再構成したショーウィンドウは、日本文化とティファニーの共鳴を象徴するものです。時計製作の粋を伝える「ウォッチギャラリー」や、エルサ・ペレッティの女性美を表現した作品も並び、ブランドの多面的な魅力を感じられます。

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3階は、ブライダルハイジュエリーのフロア。ティファニーが世に送り出した婚約指輪の歴史を感じながら、唯一無二の輝きと出会うことができます。ジャン・シュランバージェの独創的なデザインや、希少なハイジュエリーをそろえた「ハイジュエリー サロン」も併設され、特別な愛の物語にふさわしい選択肢がそろいます。

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地下1階には、煌めくゴールド&ダイヤモンド ジュエリーが一堂に会します。天井に広がる阿部幸子氏と佐々木玄氏による銀箔のポップアップインスタレーションが空間全体を包み込み、まばゆい世界を演出。さらに、カスタムオーダーの内装で装飾されたVIC専用サロンも用意され、プライベートで洗練されたひとときを過ごすことができます。

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最上階の4階には、ティファニーの洗練されたホーム&アクセサリー コレクション、そして日本初登場となる「ブルー ボックス カフェ」が展開されます。ティファニーブルーに包まれたカフェでは、特別な日を彩るプライベートダイニングも体験可能です。

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ティファニーと日本文化、1837年から続く美の対話
ティファニーが日本に初出店したのは1972年ですが、そのルーツはさらに深く、19世紀後半から続く日本との文化的交流にまでさかのぼります。ルイス・コンフォート・ティファニーが日本の芸術や美意識に感銘を受け、数々の作品にその影響を投影させてきたことはよく知られています。

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ティファニー 銀座では、そうした歴史的文脈を紐解く貴重なアーカイブ作品も展示されています。トンボや菊をモチーフとしたジュエリー、日本の美術工芸の精神を映したテーブルランプなど、文化的な対話が静かに息づいています。

壁に飾られた日本人アーティスト ススム・カミジョウ氏の「The Chill」©FASHION HEADLINE

“ただの店舗”ではない。ラグジュアリーとアートが融合する新たな地平
建築、インテリア、ショーウィンドウ、そしてジュエリーに至るまで、ティファニー 銀座はあらゆるディテールが芸術として昇華されています。100点以上のコンテンポラリーアートやアーカイブ作品が展示されており、そのうち44点は日本初公開という貴重なもの。

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この場所は、単に商品を陳列するための店舗ではありません。ティファニーの歴史と哲学、クラフツマンシップと未来志向、そして日本文化への敬意が交差する、時代を超えた“舞台”です。ティファニーが描く次なる半世紀の物語。その最初のページを、「ティファニー 銀座」がいま、美しく切り拓いています。

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お問い合わせ:
ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク
TEL 0120-488-712
URL www.tiffany.co.jp

編集部
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  • 1階
  • キネティックガラス彫刻「銀座 ダイヤモンド スカイライト」
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  • 1階から2階に続くシームレスなガラス階段では、二の丸庭園の緑豊かな自然を再現したデジタルパネルが壁一面に広がる
  • 2階
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  • ピーター・マリノによるアート(地下1階)
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