京都 西陣織の老舗、HOSOO(細尾)は、現在開催中の Milan Design Week 2025 にて、イタリア・ミラノ拠点のデザインデュオ DIMORESTUDIO とのコラボレーションによる新作テキスタイルコレクション「Hemispheres Collection」をローンチしました。本コレクションは、日本の伝統的なテキスタイル技術とイタリアの芸術的遺産が織りなす、美と創造の対話を体現するものです。
HOSOO Presentation at Osanna Visconti Atelier/Courtesy of HOSOO Co., Ltd.
展示の舞台となるのは、アーティスト Osanna Visconti の歴史ある邸宅兼アトリエ。彼女のブロンズ作品は、6000年以上の歴史を持つロストワックス鋳造技法によって生み出され、独特な有機的フォルムが特徴です。この空間にHOSOOの織技とDIMORESTUDIOの色彩美学が重なり合い、光と影が交錯する幻想的なインスタレーションが展開されます。本コレクションの名前が示すように、「Hemispheres Collection」は、伝統と現代、東洋と西洋が交差する新たな表現の場を創り出します。
Osanna Visconti AtelierにおけるHOSOOプレゼンテーション/Courtesy of HOSOO Co., Ltd.
本コレクションは、細尾家に代々受け継がれてきた2万点以上の帯のデザインアーカイブをもとに創作されました。長年未彩色のまま保存されてきたこれらの図案は、時代を超えて受け継がれる日本の美意識を象徴するものです。DIMORESTUDIOはこれらの未完成のデザインに独自の解釈を加え、繊細な色彩感覚を吹き込むことで、静かに眠っていた意匠を現代に蘇らせました。菱文や麻の葉文、波のモチーフなど、日本の伝統的な紋様を再構築しながら、新たな視点で表現されたテキスタイルの数々が、本コレクションの魅力を際立たせます。また、アーカイブから着想を得た繊細な花柄や、竹林を平面的な視点で捉えた大胆なパターンなど、多様なデザインがそろい、伝統美を現代の空間に調和させるテキスタイルが生まれました。
Hemispheres Collectionより/Courtesy of HOSOO Co., Ltd.
DIMORESTUDIO
2003年にブリット・モラン氏とエミリアーノ・サルチ氏によってミラノに設立されたDIMORESTUDIOは、住宅、商業施設、ホスピタリティプロジェクトにわたるフルサービスのグローバル建築・デザインスタジオです。
Courtesy of HOSOO Co., Ltd.
OSANNA VISCONTI
自然のブロンズが織りなすインテリアデザイン
オザンナ・ヴィスコンティのキャストブロンズ製家具やオブジェのコレクションは、自然界の形からインスピレーションを得ています。すべての作品は、6,000年以上の歴史を持つ「ロストワックス鋳造法」で手作業により作られ、美術鋳造工房で仕上げられます。枝や葉、花びらなどを鋳造したブックシェルフやシャンデリア、テーブル、コンソールに加え、キャンドルホルダーやテーブルウエアなども手作りで、独自の質感と有機的な素材感が特徴です。オザンナは、自然の要素を収集し、それを現代的かつ実用的なアートへと昇華させることに情熱を注いでいます。オザンナは、職人でありアーティストでもあります。技術と芸術、美と機能、そのすべてを横断する存在です。
Courtesy of HOSOO Co., Ltd.
HOSOO
細尾は元禄年間(1688年)、京都西陣において大寺院御用達の織屋として創業しました。京都の先染め織物である西陣織は1200年前より貴族をはじめ、武士階級、さらには裕福な町人達の圧倒的な支持を受けて育まれてきました。細尾は今、帯やきものといった伝統的な西陣織の技術を継承しながら、革新的な技術とタイムレスなデザイン感性を加えることによって、唯一無二のテキスタイルを生み出し、国内外のラグジュアリーマーケットに向けて展開しています。
Courtesy of HOSOO Co., Ltd.
HOSOO MILAN
HOSOO MILAN は、HOSOOが生み出す唯一無二ののアートテキスタイルを総覧できる初の海外ショールームとして2023年、ミラノ・ブレラ地区にオープンしました。ショールームはHOSOOが1688年に京都で創業した頃と時期を同じくする17世紀に建造された歴史的建物の中に位置します。
住所: Largo Treves 5, 20121 Milan
Courtesy of HOSOO Co., Ltd.

展示の舞台となるのは、アーティスト Osanna Visconti の歴史ある邸宅兼アトリエ。彼女のブロンズ作品は、6000年以上の歴史を持つロストワックス鋳造技法によって生み出され、独特な有機的フォルムが特徴です。この空間にHOSOOの織技とDIMORESTUDIOの色彩美学が重なり合い、光と影が交錯する幻想的なインスタレーションが展開されます。本コレクションの名前が示すように、「Hemispheres Collection」は、伝統と現代、東洋と西洋が交差する新たな表現の場を創り出します。

本コレクションは、細尾家に代々受け継がれてきた2万点以上の帯のデザインアーカイブをもとに創作されました。長年未彩色のまま保存されてきたこれらの図案は、時代を超えて受け継がれる日本の美意識を象徴するものです。DIMORESTUDIOはこれらの未完成のデザインに独自の解釈を加え、繊細な色彩感覚を吹き込むことで、静かに眠っていた意匠を現代に蘇らせました。菱文や麻の葉文、波のモチーフなど、日本の伝統的な紋様を再構築しながら、新たな視点で表現されたテキスタイルの数々が、本コレクションの魅力を際立たせます。また、アーカイブから着想を得た繊細な花柄や、竹林を平面的な視点で捉えた大胆なパターンなど、多様なデザインがそろい、伝統美を現代の空間に調和させるテキスタイルが生まれました。

ミラノデザインウィーク2025 ~ HOSOO x DIMORESTUDIO
新作コレクション「Hemispheres Collection」
日時:2025年4月8日(火)~12日(土)
午前11時~午後7時
場所:Osanna Visconti Atelier
Via Santa Marta 13, 20123 Milano, Italy
新作コレクション「Hemispheres Collection」
日時:2025年4月8日(火)~12日(土)
午前11時~午後7時
場所:Osanna Visconti Atelier
Via Santa Marta 13, 20123 Milano, Italy
DIMORESTUDIO
2003年にブリット・モラン氏とエミリアーノ・サルチ氏によってミラノに設立されたDIMORESTUDIOは、住宅、商業施設、ホスピタリティプロジェクトにわたるフルサービスのグローバル建築・デザインスタジオです。

OSANNA VISCONTI
自然のブロンズが織りなすインテリアデザイン
オザンナ・ヴィスコンティのキャストブロンズ製家具やオブジェのコレクションは、自然界の形からインスピレーションを得ています。すべての作品は、6,000年以上の歴史を持つ「ロストワックス鋳造法」で手作業により作られ、美術鋳造工房で仕上げられます。枝や葉、花びらなどを鋳造したブックシェルフやシャンデリア、テーブル、コンソールに加え、キャンドルホルダーやテーブルウエアなども手作りで、独自の質感と有機的な素材感が特徴です。オザンナは、自然の要素を収集し、それを現代的かつ実用的なアートへと昇華させることに情熱を注いでいます。オザンナは、職人でありアーティストでもあります。技術と芸術、美と機能、そのすべてを横断する存在です。

HOSOO
細尾は元禄年間(1688年)、京都西陣において大寺院御用達の織屋として創業しました。京都の先染め織物である西陣織は1200年前より貴族をはじめ、武士階級、さらには裕福な町人達の圧倒的な支持を受けて育まれてきました。細尾は今、帯やきものといった伝統的な西陣織の技術を継承しながら、革新的な技術とタイムレスなデザイン感性を加えることによって、唯一無二のテキスタイルを生み出し、国内外のラグジュアリーマーケットに向けて展開しています。

HOSOO MILAN
HOSOO MILAN は、HOSOOが生み出す唯一無二ののアートテキスタイルを総覧できる初の海外ショールームとして2023年、ミラノ・ブレラ地区にオープンしました。ショールームはHOSOOが1688年に京都で創業した頃と時期を同じくする17世紀に建造された歴史的建物の中に位置します。
住所: Largo Treves 5, 20121 Milan
