デザインや建築、アートの領域で国際的に活動する吉岡徳仁は、イタリアで開催された「ミラノデザインウィーク2025」で、展覧会「TOKUJIN YOSHIOKA - Frozen」を開催し、水を結晶化させた、氷の椅子「Aqua Chair」のインスタレーションを発表しました。
Courtesy of TOKUJIN YOSHIOKA INC.
吉岡氏はこれまで、光を素材に、かたちを超える作品を生み出してきました。今回新たに発表したのは、水を結晶化させた自然構造の椅子「Aqua Chair」。吉岡氏が探求してきた「水」に新たに挑戦し、地球がもたらす透明な「水」を結晶化させることで、光の造形となる作品です。吉岡氏はなぜ今回「水」で椅子を作ることに挑戦したのかの問いに対し、「数年前から、透明な水で、デザインの歴史のアイコンとなる『椅子』を生み出したいと考えていました。水は、液体・個体・気体へ変化する、透明で、形を持たない不思議な物質です。水は、生命の源でもあります。自然が生み出す形のない『水』そのもので、透明な椅子を作ることに挑戦いたしました。」と答えています。
Courtesy of TOKUJIN YOSHIOKA INC.
また、水の椅子「Aqua Chair」について説明については、「透明で、形を持たない『水』そのもので、椅子を作りたかったのです。人体を支えるために、水を結晶化させることで、氷で作られた自然構造の椅子を生み出すことを考えました。レンズ効果のある曲面で構成される形状は、光を屈折させ、氷塊から光が放たれるようにデザインされています。透明な氷塊から放たれる、無垢な光を放つ作品を生み出したかったのです。氷が時間と共に変化し、自然現象が作品を完成させます。」と語っています。
Courtesy of TOKUJIN YOSHIOKA INC.
◾️作品概要
・作品名:氷の椅子「Aqua Chair」
・デザイナー:吉岡徳仁
・サイズ:幅120cm、奥行100cm、高さ89cm
・重量:850kg

吉岡氏はこれまで、光を素材に、かたちを超える作品を生み出してきました。今回新たに発表したのは、水を結晶化させた自然構造の椅子「Aqua Chair」。吉岡氏が探求してきた「水」に新たに挑戦し、地球がもたらす透明な「水」を結晶化させることで、光の造形となる作品です。吉岡氏はなぜ今回「水」で椅子を作ることに挑戦したのかの問いに対し、「数年前から、透明な水で、デザインの歴史のアイコンとなる『椅子』を生み出したいと考えていました。水は、液体・個体・気体へ変化する、透明で、形を持たない不思議な物質です。水は、生命の源でもあります。自然が生み出す形のない『水』そのもので、透明な椅子を作ることに挑戦いたしました。」と答えています。

また、水の椅子「Aqua Chair」について説明については、「透明で、形を持たない『水』そのもので、椅子を作りたかったのです。人体を支えるために、水を結晶化させることで、氷で作られた自然構造の椅子を生み出すことを考えました。レンズ効果のある曲面で構成される形状は、光を屈折させ、氷塊から光が放たれるようにデザインされています。透明な氷塊から放たれる、無垢な光を放つ作品を生み出したかったのです。氷が時間と共に変化し、自然現象が作品を完成させます。」と語っています。

◾️作品概要
・作品名:氷の椅子「Aqua Chair」
・デザイナー:吉岡徳仁
・サイズ:幅120cm、奥行100cm、高さ89cm
・重量:850kg