グッチが西陣織の老舗HOSOOとのコラボによる「Gucci Nishijin」の第3章となるハンドバッグを発表

2024.09.13
グッチは、京都 西陣織のもっとも歴史ある老舗のひとつ、HOSOO(細尾)とのコラボレーションによる「Gucci Nishijin」の第3章を発表します。

Courtesy of Gucci
伝統、クラフツマンシップ、そしてクリエイティビティを中核に、常に革新を続けるというスピリットを共有するグッチとHOSOOのパートナーシップは2022年にスタートしました。以来、グッチとHOSOOのそれぞれの職人が密接に協力し、グッチのアイコンバッグのための新たなテキスタイルの開発を通じて、日が誇る伝統工芸のひとつである西陣織の高度な職人技と芸術性を体現した限定ハンドバッグを発表しています。

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2022年12月と2023年6月に発表された第1章と第2章では、グッチを象徴するモチーフを西陣織のさまざまな技法で織り込み異なる表情に仕上げた数種類のテキスタイルを用いて、この上なく優美な〔グッチ バンブー 1947〕と〔グッチ ダイアナ〕バッグが創り上げられ、唯一無二のコレクターズアイテムとして好評を博すとともに、その内の数点はフィレンツェにあるグッチ アーカイブに収蔵されています。また、今年10月1日より京都市京セラ美術館で開催される「Gucci Cosmos」展ではグッチと日本および京都の芸術文化との対話の象徴として展示される予定です。

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コラボレーションの第3章となる今回は、グッチの日本上陸60周年を祝う新たなテキスタイルが開発され、クリエイティブ・ディレクター サバト・デ・サルノのディレクションによるリミテッドエディションのハンドバッグが製作されました。このたびの新しいテキスタイルは、重なるびらの美しさを立体的に織り上げるHOSOOのシグネチャーテキスタイル「Petals」の技法を用いて、GGパターンとフローラ プリントのモチーフを組み合わせたオリジナルデザインを表現しています。フローラ プリントに描かれている花々やトンボなどの繊細なラインを「把釣(はつり)」と呼ばれる高度な職人技を駆使して再現し、さらに銀を用いた箔を多層構造の中に織り込むことで角度によって上品な輝きがその表情を変えるという、優雅さと深みを備えたファブリックが生まれました。

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リミテッドエディションのハンドバッグは全9アイテム。〔グッチ バンブー 1947〕スモールサイズ、〔グッチ ダイアナ〕スモールサイズとミニサイズ、〔グッチ ジャッキー〕のそれぞれに、グッチの新たなシグネチャーカラーであるグッチ ロッソ アンコーラ(深みのあるレッド)とグリーンの2色があり、テキスタイルと同色のレザートリム、ライトゴールドトーンのハードウエアを組み合わせています。さらに〔グッチ バンブー 1947〕ミニサイズにはグッチ ロッソ アンコーラのテキスタイルとリザードレザーのトリムを組み合わせたプレシャスなモデルもあります。

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プロジェクトについてHOSOO 12代目でありクリエイティブディレクターの細尾真孝氏は「このコラボレーションでは、グッチの伝統と共鳴するとともに、私たちが受け継いできた技術や美学をどう洗練させていくかという課題に常に向き合っています。今回は西陣のヘリテージである箔や織りの技術を生かしながら、秋からフェスティブシーズンへと移り変わるこの季節にふわさしい色調を取り入れ、ヴィンテージピースのような深みを表現しました」と語っています。

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HOSOOとの新たなコラボレーションによる〔グッチ バンブー 1947〕〔グッチ ダイアナ〕〔グッチ ジャッキー〕限定ハンドバッグは、2024年9月9日より、一部のグッチショップおよびグッチ クライアントサービスにて数量限定で販売します。

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HOSOO
細尾は元禄元年(1688年)、京都西陣において大寺院御用達の織屋として創業しました。京都の先染め織物である西陣織は1200年前より貴族をはじめ、武士階級、さらには裕福な町人達の圧倒的な支持を受けて育まれてきました。細尾は今、帯やきものといった伝統的な西陣織の技術を継承しながら、革新的な技術とタイムレスなデザイン感性を加えることによって、唯一無二のテキスタイルを生み出し、国内外のラグジュアリーマーケットに向けて展開しています。


GUCCI
1921年、フィレンツェで創設されたグッチは、世界のラグジュアリーファッションを牽引するブランドのひとつです。ブランド創設100周年を経て、グッチは社長兼CEOジャン=フランソワ・パルーとクリエイティブ・ディレクター サバト・デ・サルノの下、クリエイティビティ、イタリアのクラフツマンシップ、イノベーションをたたえながら、ラグジュアリーの再定義への歩みを続けています。


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編集部
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