J.フロントリテイリングは参加にある雑貨小売業JFR PLAZA Inc.(台北市)の店舗網を拡大し、2号店「PLAZA TOKYO 誠品信義 POP UP STORE」を8月6日に、3号店「PLAZA TOKYO SOGO 新竹駅前店」を8月23日にオープンする。
J.フロントリテイリングは、直営1号店「PLAZA TOKYO SOGO 復興館店」を今年3月29日にオープン。“From TOKYO”をコンセプトに、高品質なメイド・イン・ジャパンの化粧品や「PLAZA」限定のキャラクター商品、ラッピングサービスなどを展開し、メインターゲットである20~40代女性の支持を獲得。順調に売上を伸ばしている。
「PLAZA TOKYO 誠品信義 POP UP STORE」の出店先は、台湾一の大型書店。約12坪のフロアに、雑貨、化粧品など約1,000アイテムを取り揃える。特徴は、期間を限定したポップアップストアのような新鮮さとイベント性の高い商品編集及び店舗演出。1ヵ月毎に商品やテーマを大幅に変更し、メインターゲットの女性層に訴求する。売上げ目標は年間7,200万円。
一方の「PLAZA TOKYO SOGO 新竹駅前店」が出店するのは、太平洋崇光百貨(太平洋そごう)の地下1階。約70坪の広いスペースで、雑貨、化粧品など約6,000アイテムを販売する。出店地の新竹市は、台湾のシリコンバレーとも呼ばれる地域。若年層が多いため、同店は菓子食品、文具。玩具、キャラクター商品を充実させる計画だ。こちらの売上げ目標は年間1億4,000万円。
J.フロントリテイリングは東南アジアへの「PLAZA」進出を図り、その足がかりとして台湾を選択。同地で、年内にさらに2店舗の出店を予定している。