愛知県名古屋市、豊田市を主な会場とした日本最大規模の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」が、8月1日から10月14日までの75日間、開催される。
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2010年から3年ごとに開催されているあいちトリエンナーレは今年で4回目を迎える。今回は、“情の時代 Taming Y/Our Passion”をテーマに、27の国・地域から計79組のアーティストの参加が決定(3月27日時点)。芸術監督に津田大介を迎え、国際現代美術展の他、映像プログラム、パフォーミングアーツ、音楽プログラムなど、様々な表現を横断する最先端のアートを紹介していく。
プログラムは、現代美術、舞台芸術、ラーニングと大きく3つにカテゴライズされる。
現代美術で企画される国際現代美術展では、国内外60組以上のアーティスト・団体の作品を展示し最先端の現代美術を紹介。愛知県美術館を含む愛知芸術文化センターを中心に、名古屋市美術館、名古屋市内のまちなか(四間道・円頓寺)、豊田市(豊田市美術館及び豊田市駅周辺)での作品展示などを行う。参加アーティストは、国内を拠点とする青木美紅、毒山凡太朗、田中功起、伊藤ガビン、越後正志、今村洋平、今津景、石場文子、岩崎貴宏などから、海外を拠点とするワリード・ベシュティ(Walead Beshty)、洪松明(ソンミン・アン)&ジェイソン・メイリング、キャンディス・ブレイツ(Candice Breitz)、葛宇路(グゥ・ユルー)、ホー・ツーニェン(Ho Tzu Nyen)、ジェームズ・ブライドル(James Bridle)、タニア・ブルゲラ(Tania Bruguera)、ミリアム・カーン(Miriam Cahn)、ヘザー・デューイ=ハグボーグ(Heather Dewey-Hagborg)、アイシェ・エルクメン(Ayşe Erkmen)、エキソニモ(exonemo)、シール・フロイヤー(Ceal Floyer)などまで多岐にわたる。
アイシェ・エルクメン 《On Water》 2017
Photo: Roman Mensing/Münster
ジェームズ・ブライドル《ドローン・シャドー002》 2012、イスタンブール(トルコ)
舞台芸術では、パフォーミングアーツと音楽プログラム、2ジャンルのステージパフォーマンスを企画。音楽では、ロックやポップスなどを新たなプログラムとして加え、ライブパフォーマンスを通して魅力を届ける。愛知県芸術劇場大ホールでは、8月7日・8日・10日・11日にサカナクションが、“空間インスタレーション”とも呼べる独自のライブパフォーマンスを展開。通常のサカナクションの公演とは趣向の異なる、最新の音響システムを導入した実験的で新しい音楽体験を提示。一夜限りのライブではなく、同会場で4日間連続で行うことで可能になる緻密な演出に挑戦する。その他にも、愛知芸術文化センターをメイン会場に美術と音楽の垣根を越えた音楽プログラム「あいちトリエンナーレ2019 MUSIC & ARTS FESTIVAL」が開催されたりと、今後明らかになっていく続報にも期待したい。
サカナクション
一方パフォーミングアーツでは、国内外の先鋭的な演劇などの作品を、愛知県芸術劇場を中心に約10演目上演。モニラ・アルカディリ(Monira Al Qadiri)や、市原佐都子(Q)、小泉明郎、ネイチャー・シアター・オブ・オクラホマ+エンクナップグループなどの参加が決定しており、市原佐都子(Q)は世界初演となる新作を、小泉明郎は新たに創作される演劇作品(タイトル未定)をみせる。
市原佐都子(Q)『地底妖精』 2017、SCOOL、東京
Photo: Mizuki Sato Courtesy of Q
その他にも様々な会場で連携プロジェクトが実施される。詳細やチケット情報についてはオフィシャルサイトでチェックを。
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2010年から3年ごとに開催されているあいちトリエンナーレは今年で4回目を迎える。今回は、“情の時代 Taming Y/Our Passion”をテーマに、27の国・地域から計79組のアーティストの参加が決定(3月27日時点)。芸術監督に津田大介を迎え、国際現代美術展の他、映像プログラム、パフォーミングアーツ、音楽プログラムなど、様々な表現を横断する最先端のアートを紹介していく。
プログラムは、現代美術、舞台芸術、ラーニングと大きく3つにカテゴライズされる。
現代美術で企画される国際現代美術展では、国内外60組以上のアーティスト・団体の作品を展示し最先端の現代美術を紹介。愛知県美術館を含む愛知芸術文化センターを中心に、名古屋市美術館、名古屋市内のまちなか(四間道・円頓寺)、豊田市(豊田市美術館及び豊田市駅周辺)での作品展示などを行う。参加アーティストは、国内を拠点とする青木美紅、毒山凡太朗、田中功起、伊藤ガビン、越後正志、今村洋平、今津景、石場文子、岩崎貴宏などから、海外を拠点とするワリード・ベシュティ(Walead Beshty)、洪松明(ソンミン・アン)&ジェイソン・メイリング、キャンディス・ブレイツ(Candice Breitz)、葛宇路(グゥ・ユルー)、ホー・ツーニェン(Ho Tzu Nyen)、ジェームズ・ブライドル(James Bridle)、タニア・ブルゲラ(Tania Bruguera)、ミリアム・カーン(Miriam Cahn)、ヘザー・デューイ=ハグボーグ(Heather Dewey-Hagborg)、アイシェ・エルクメン(Ayşe Erkmen)、エキソニモ(exonemo)、シール・フロイヤー(Ceal Floyer)などまで多岐にわたる。
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Photo: Roman Mensing/Münster
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舞台芸術では、パフォーミングアーツと音楽プログラム、2ジャンルのステージパフォーマンスを企画。音楽では、ロックやポップスなどを新たなプログラムとして加え、ライブパフォーマンスを通して魅力を届ける。愛知県芸術劇場大ホールでは、8月7日・8日・10日・11日にサカナクションが、“空間インスタレーション”とも呼べる独自のライブパフォーマンスを展開。通常のサカナクションの公演とは趣向の異なる、最新の音響システムを導入した実験的で新しい音楽体験を提示。一夜限りのライブではなく、同会場で4日間連続で行うことで可能になる緻密な演出に挑戦する。その他にも、愛知芸術文化センターをメイン会場に美術と音楽の垣根を越えた音楽プログラム「あいちトリエンナーレ2019 MUSIC & ARTS FESTIVAL」が開催されたりと、今後明らかになっていく続報にも期待したい。
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一方パフォーミングアーツでは、国内外の先鋭的な演劇などの作品を、愛知県芸術劇場を中心に約10演目上演。モニラ・アルカディリ(Monira Al Qadiri)や、市原佐都子(Q)、小泉明郎、ネイチャー・シアター・オブ・オクラホマ+エンクナップグループなどの参加が決定しており、市原佐都子(Q)は世界初演となる新作を、小泉明郎は新たに創作される演劇作品(タイトル未定)をみせる。
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Photo: Mizuki Sato Courtesy of Q
その他にも様々な会場で連携プロジェクトが実施される。詳細やチケット情報についてはオフィシャルサイトでチェックを。
【イベント情報】
あいちトリエンナーレ2019
会期:8月1日〜10月14日
主な会場:愛知芸術文化センター 名古屋市美術館、名古屋市内のまちなか(四間道・円頓寺)、豊田市(豊田市美術館及び豊田市駅周辺)
あいちトリエンナーレ2019
会期:8月1日〜10月14日
主な会場:愛知芸術文化センター 名古屋市美術館、名古屋市内のまちなか(四間道・円頓寺)、豊田市(豊田市美術館及び豊田市駅周辺)