冬休みはアートに触れに街へ出かけてみてはいかが? 日常とはひと味違う時間が流れる美術館やギャラリーに行くと、新しいインスピレーションが得られそう。都内近郊にできたニューオープンのアートスポットや、人気沸騰の展覧会をまとめてご紹介!
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■草間彌生美術館で語られた草間のメッセージ。「私の愛する美術館を、一生愛して」【レポート】
東京の新宿区弁天町にある草間彌生美術館では2018年2月25日まで、開館記念展「創造は孤高の営みだ、愛こそはまさに芸術への近づき」が開催中。最新絵画シリーズ「わが永遠の魂」を中心に、ミラールームや、屋上には新作のかぼちゃ立体作品「Starry Pumpkin」の展示もあり。
©小田原文化財団/Odawara Art Foundation
■杉本博司の集大成「江之浦測候所」がついにオープン、“世界や宇宙と自分との距離を測る場所”
写真家、現代美術家の杉本博司が、私財を投じた一大プロジェクト「小田原文化財団 江之浦測候所」が、構想から施工まで20年を経て、10から一般公開をスタート。相模湾を一望する丘の上に広がる、写真作品や古美術品を展示するギャラリー棟や茶室、光学硝子舞台など複数の建築を見学することができる。
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■レゴがデンマーク本社に建設した「レゴハウス」で究極のレゴ体験!
大人から子供まで楽しめるオモチャとして不動の人気を誇るレゴが、本社デンマークに「レゴハウス」をオープン。施設はレッド、ブルー、グリーン、イエローの4つのゾーンに分かれており、レゴで出来たロボットをプログラミングで動かせる「ロボ・ラボ」や、レゴを動かしてストップモーションムービーの撮影ができるアトラクションなどを展開する。
レアンドロ・エルリッヒ《建物》2004年リノリウムにデジタルプリント、照明、鉄、木材、鏡800 x 600 x 1,200 cm展示風景:104-パリ、2011年※参考図版
■レアンドロ・エルリッヒ展をレポート! “見る”ことを疑い驚きのアート体験を
金沢21世紀美術館の「スイミング・プール」の作家として知られるアルゼンチン出身の現代アーティスト、レアンドロ・エルリッヒの個展「レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル」が4月1日まで、六本木・森美術館で開催中。大型インスタレーションから映像まで、日本初公開作品含む、44点が展示されている。
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■ドラえもんと村上隆などアーティストが夢の競演! 15年ぶりに帰ってきた「THE ドラえもん展 TOKYO」【レポート】
六本木ヒルズ森アーツセンターギャラリーでは「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」が開催中。本展は、「あなたのドラえもんをつくってください」というオファーに、村上隆、奈良美智、蜷川実花、しりあがり寿ら28組のアーティストたちが応えた作品展。国民的キャラクタードラえもんの新しい魅力に触れられるだろう。
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■山縣良和ら7組のアーティストが“装飾の今”と向きあう、「装飾は流転する」が東京都庭園美術館で開催中(年始は1月5日〜)
東京都庭園美術館では、人類と共に常に存在してきたをテーマにした展覧会「装飾は流転する 『今』と向きあう7つの方法(Decoration never dies, anyway)」が2月25日まで開催する。ヴィム・デルボワ、ニンケ・コスター、山本麻紀子、山縣良和ら7組の作品を公開する。
Foggy Forest | 1992 | Showa Kinen Park, Tachikawa, Japan (Permanent Installation) / Photo: Shigeo Ogawa
■霧のアーティスト中谷芙二子と科学者の父・宇吉郎による展覧会、銀座メゾンエルメスで開催
銀座メゾンエルメス フォーラムでは、霧のアーティストとして国際的に活躍する中谷芙二子とその父・宇吉郎の展覧会「グリーンランド」 中谷芙二子+宇吉郎展が開催中。中谷芙二子の新作『Glacial Fogfall』を始め、グリーンランドや日本各地での写真などが公開される。
1970年当時の太陽の塔内部を再現
■岡本太郎と「太陽の塔」を辿る! 大阪万博テーマ館のミニチュア立体化展が開催中(年始は1月5日〜)
南青山の岡本太郎記念館では、企画展「太陽の塔 1967 ー 2018 ー岡本太郎が問いかけたものー」の第1期が、2018年2月18日まで開催中。大阪万博テーマ館での岡本太郎の芸術的な展示空間を3次元で追体験できる希少な展示や、海洋堂によるジオラマ展示が行われる。
デイヴィッド・シュリグリー「アーティスト」2012 アニメーション 2分24秒 Courtesy: Artist and Stephen Friedman Gallery, London
■ブラックユーモアたっぷり。デイヴィッド・シュリグリーの日本初の大規模個展が水戸芸術館 現代美術ギャラリーで開催(年始は1月4日〜)
イギリス人現代美術家であるデイヴィッド・シュリグリー(David Shrigley)の日本初大規模個展「ルーズ・ユア・マインド―ようこそダークなせかいへ」が、2018年1月21日まで水戸芸術館 現代美術ギャラリーにて開催中。ブラックユーモアを取り込み、ウィットに富んだドローイングの数々が公開される。
A Shadow Necessary for Windows / at Palais de Tokyo, Paris, France 2002
■コズミック ワンダーの特別展「COSMIC WONDER 充溢する光」が島根県立石見美術館で開催(年始は1月2日〜)
島根県立石見美術館は、20周年を迎えたコズミック ワンダー(COSMIC WONDER)の活動を紹介する特別展「COSMIC WONDER 充溢する光」を2018年1月8日まで開催する。2000年から2009年にかけ、パリで発表したコレクションの中から代表的な作品を、ルックブックやコレクションを記録した写真など、貴重な資料とともに紹介する。
ウジェーヌ・アジェ「日食の間」(1912年 ゼラチン・シルバー・プリント)
■古きパリを記録した近代写真の父、ウジェーヌ・アジェの展覧会が東京都写真美術館で開催(年始は1月2日〜)
“近代写真の父”と称されるフランスの写真家ウジェーヌ・アジェ(Eugène Atget)のスピリットを紐解く展覧会「TOP Collection アジェのインスピレーション ひきつがれる精神」が1月28日まで、東京都写真美術館にて開催される。マン・レイ、荒木経惟、森山大道ら12作家の作品、約155点が一堂に会する他、写真評論家を招いたトークイベントも開催される。ちなみに1月2日は入場無料。
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■草間彌生美術館で語られた草間のメッセージ。「私の愛する美術館を、一生愛して」【レポート】
東京の新宿区弁天町にある草間彌生美術館では2018年2月25日まで、開館記念展「創造は孤高の営みだ、愛こそはまさに芸術への近づき」が開催中。最新絵画シリーズ「わが永遠の魂」を中心に、ミラールームや、屋上には新作のかぼちゃ立体作品「Starry Pumpkin」の展示もあり。
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■杉本博司の集大成「江之浦測候所」がついにオープン、“世界や宇宙と自分との距離を測る場所”
写真家、現代美術家の杉本博司が、私財を投じた一大プロジェクト「小田原文化財団 江之浦測候所」が、構想から施工まで20年を経て、10から一般公開をスタート。相模湾を一望する丘の上に広がる、写真作品や古美術品を展示するギャラリー棟や茶室、光学硝子舞台など複数の建築を見学することができる。
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■レゴがデンマーク本社に建設した「レゴハウス」で究極のレゴ体験!
大人から子供まで楽しめるオモチャとして不動の人気を誇るレゴが、本社デンマークに「レゴハウス」をオープン。施設はレッド、ブルー、グリーン、イエローの4つのゾーンに分かれており、レゴで出来たロボットをプログラミングで動かせる「ロボ・ラボ」や、レゴを動かしてストップモーションムービーの撮影ができるアトラクションなどを展開する。
冬休み中も見られるアート展
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■レアンドロ・エルリッヒ展をレポート! “見る”ことを疑い驚きのアート体験を
金沢21世紀美術館の「スイミング・プール」の作家として知られるアルゼンチン出身の現代アーティスト、レアンドロ・エルリッヒの個展「レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル」が4月1日まで、六本木・森美術館で開催中。大型インスタレーションから映像まで、日本初公開作品含む、44点が展示されている。
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■ドラえもんと村上隆などアーティストが夢の競演! 15年ぶりに帰ってきた「THE ドラえもん展 TOKYO」【レポート】
六本木ヒルズ森アーツセンターギャラリーでは「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」が開催中。本展は、「あなたのドラえもんをつくってください」というオファーに、村上隆、奈良美智、蜷川実花、しりあがり寿ら28組のアーティストたちが応えた作品展。国民的キャラクタードラえもんの新しい魅力に触れられるだろう。
2018年に行きたいアート展
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■山縣良和ら7組のアーティストが“装飾の今”と向きあう、「装飾は流転する」が東京都庭園美術館で開催中(年始は1月5日〜)
東京都庭園美術館では、人類と共に常に存在してきたをテーマにした展覧会「装飾は流転する 『今』と向きあう7つの方法(Decoration never dies, anyway)」が2月25日まで開催する。ヴィム・デルボワ、ニンケ・コスター、山本麻紀子、山縣良和ら7組の作品を公開する。
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■霧のアーティスト中谷芙二子と科学者の父・宇吉郎による展覧会、銀座メゾンエルメスで開催
銀座メゾンエルメス フォーラムでは、霧のアーティストとして国際的に活躍する中谷芙二子とその父・宇吉郎の展覧会「グリーンランド」 中谷芙二子+宇吉郎展が開催中。中谷芙二子の新作『Glacial Fogfall』を始め、グリーンランドや日本各地での写真などが公開される。
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■岡本太郎と「太陽の塔」を辿る! 大阪万博テーマ館のミニチュア立体化展が開催中(年始は1月5日〜)
南青山の岡本太郎記念館では、企画展「太陽の塔 1967 ー 2018 ー岡本太郎が問いかけたものー」の第1期が、2018年2月18日まで開催中。大阪万博テーマ館での岡本太郎の芸術的な展示空間を3次元で追体験できる希少な展示や、海洋堂によるジオラマ展示が行われる。
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■ブラックユーモアたっぷり。デイヴィッド・シュリグリーの日本初の大規模個展が水戸芸術館 現代美術ギャラリーで開催(年始は1月4日〜)
イギリス人現代美術家であるデイヴィッド・シュリグリー(David Shrigley)の日本初大規模個展「ルーズ・ユア・マインド―ようこそダークなせかいへ」が、2018年1月21日まで水戸芸術館 現代美術ギャラリーにて開催中。ブラックユーモアを取り込み、ウィットに富んだドローイングの数々が公開される。
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■コズミック ワンダーの特別展「COSMIC WONDER 充溢する光」が島根県立石見美術館で開催(年始は1月2日〜)
島根県立石見美術館は、20周年を迎えたコズミック ワンダー(COSMIC WONDER)の活動を紹介する特別展「COSMIC WONDER 充溢する光」を2018年1月8日まで開催する。2000年から2009年にかけ、パリで発表したコレクションの中から代表的な作品を、ルックブックやコレクションを記録した写真など、貴重な資料とともに紹介する。
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■古きパリを記録した近代写真の父、ウジェーヌ・アジェの展覧会が東京都写真美術館で開催(年始は1月2日〜)
“近代写真の父”と称されるフランスの写真家ウジェーヌ・アジェ(Eugène Atget)のスピリットを紐解く展覧会「TOP Collection アジェのインスピレーション ひきつがれる精神」が1月28日まで、東京都写真美術館にて開催される。マン・レイ、荒木経惟、森山大道ら12作家の作品、約155点が一堂に会する他、写真評論家を招いたトークイベントも開催される。ちなみに1月2日は入場無料。