9月12日、ヴォーグジャパン(VOGUE JAPAN)が主催する世界最大級のショッピングイベント「ファッションズ・ナイト・アウト2015(FASHION’S NIGHT OUT 2015、以下FNO)」が開幕。表参道ヒルズでオープニングセレモニーが開催された。
7回目となる今回の「FNO」でオープニングアクトを務めたのは、アーティストのシシド・カフカ。吹き抜けの表参道ヒルズの最下階にセッティングされたステージに現れたカフカは、のっけからドラムスティックで天井を指す大胆なポーズで観客を挑発。ドラムソロのみの1曲目「theme」から「愛する覚悟」「Don’t be love」「ラヴコリーダ」といったナンバーをパワフルかつ妖艶に歌い上げた。
パフォーマンスが終わると、MCを務めるクリス・ペプラーの呼び掛けで大階段を上がり、階段上のステージに登場。「私は今年が『FNO』初参戦。とてもステキなお祭りだと聞いているから、みんなと一緒に存分に楽しみたい」と意気込みを語っていた。
カフカに続いてステージに姿を見せたのは、モデルの秋元梢、エリーローズ、DJのマドモアゼル・ユリア、そしてヴィクトリアズ・シークレット(Victoria's Secret))のモデルとして活躍するジェラ・マリアーノ。
まずは秋元が「小さい頃から大好きなファッションを、今日も思い切り楽しみたい」と切り出すと、MCのクリス・ペプラーは「カフカさんと前髪がお揃いですね」と、なぜだか2人の髪型が気になる様子。これに対して、秋元は「私はぱっつんだけどカフカちゃんはカーブしてる」とお互いのこだわりを解説し、ヘアスタイルでも個性を表現していることをアピールした。
イベント中に開催されるパーティでDJを務める、エリーローズ(“ELLI ARAKAWA”名義で出演)とマドモワゼル・ユリアは、それぞれ「今日はmusicをチョイスしてお祭りを盛り上げたい」「DJだけでなく、いろんなお店をまわることも楽しみたい」と野望を明かした。
クリス・ペプラーからNYの「FNO」との違いについて尋ねられたジェラ・マリアーノは、「東京の方が断然盛り上がってる!」と興奮気味に語り、自身も全力で買い物を楽しむと約束した。
そして、ラストに登場した『VOGUE JAPAN』編集長の渡辺美津子が、「自分の好きなブランド店を巡るのはもちろんのこと、一つでもいいから、これまで知らなかった魅力的なブランドと出合って素晴らしい一夜にしてほしい」と挨拶。これを合図にクリス・ペプラーが高らかにイベントの幕開けを告げ、今年の「FNO」がスタートした。