秋の恒例アートイベント「青参道アートフェア」が今年も開催される。8回目となる今回の開催期間は、10月23日から26日。会場は、青参道一帯の店舗他、青山・表参道・原宿などの約30店舗。40組以上のアーティストが参加する。
同アートイベントは、「アートを購入する楽しみをより多くの人に知ってもらうこと」を主たる目的として、毎年開催されているが、2014年は更にその目的に近づくため、現代人の生活に欠かせない「写真」にフォーカスを当てる。
油絵や大理石のように、美術館などの特別な場所に赴くことがなければ接する機会が少ないアートとは異なり、写真は、日常生活で目にすることが当たり前だ。その理由は、記録や伝達には写真が最も適しているから。家族のスナップから報道写真、アート写真にいたるまでのイメージから、何を読み取り、どう感じることができるかが、作品と対峙するときの要となる。
とはいえ、まずはどんな写真から観賞すればいいのか分からないという人のために、「Gallery OUT of PLACE TOKIO」ディレクター鈴木一成を始めとする、5名のディレクターがイチオシするアーティスト15名による写真作品も紹介される。
また、「ワコール人間科学研究所」とフォトグラファー田口まきによるコラボレーション写真展「AZAMI-顔のないポートレイト-」では、科学とアートの視点から、女性のバストに対する「美」を追求する展示を満喫できる。
フェア初日の23日18時から21時には、各参加店舗でレセプションパーティーが参加される。詳細は、公式サイトにて随時発表される。