毎年売り切れになるほど人気の、1555年創業の京友禅の老舗・千總(ちそう)がプロデュースする線香花火が今年も発売された。登場から4年目となる今年は、人と人との縁が結ばれていくようにという想いから、京都清水寺で祈祷されている。
千總の線香花火は、現在ごくわずかしか作ることができない手作りの国産品。火薬に含まれている松煙は宮崎県産で、その火薬を和紙で包んで作られる。火花は"牡丹"から始まり、華やかに火花の枝を広げる"松葉"、優雅で繊細な"柳"、そして"ちり菊"へと変わる。
価格は5束25本入りで3,150円。京都の直営店ソウヤタス(SOHYA TAS、京都市中京区三条通烏丸西入御倉町80番地千總ビル2階)の他、シボネ、ザ・コンランショップ、スパイラルマーケットなどで取り扱う。