映画『ゴッドファーザー』を上映しつつ、劇伴の音楽部分をオーケストラが生演奏する、欧米でトレンドとなっているライブシネマ・コンサート「The Godfather Live 2015 ゴッドファーザー・シネマコンサート」が、10月3日に東京国際フォーラムにて開催されることが決定した。
“ライブ演奏×映画上映”スタイルのエンターテインメントイベント「ゴッドファーザー・ライブ」は、14年12月にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで開催され、満員となる8,000人を動員した人気イベント。これまでに、サンフランシスコ、ロサンゼルス、シカゴで公演が行われ各地で絶賛を浴びた。今年10月に日本初上陸した後は、17カ国30都市の欧州ツアーも始まる予定となっている。
映画『ゴッドファーザー』は、1972年に公開され、当時の興行記録を塗り替える大ヒットとなった、マーロン・ブランド、アル・パチーノらが出演した名作。「アカデミー賞」では10部門にノミネートされ、作品賞、主演男優賞、脚色賞を受賞した。アメリカAFI発表のアメリカ映画ベスト100では2位、イギリス『エンパイア』誌発表のイギリス歴代最高の映画ランキング500では第1位、日本の「映画人が選ぶオールタイムベスト100・外国映画編」でも第1位獲得の映画史上に残る不朽の名作として今なお愛され続けている。
「ゴッドファーザー・ライブ」では、ゴッドファーザーのセリフや効果音はそのままに、劇伴の音楽部分のみを生のオーケストラが演奏。臨場感が増すことで映画でありながら、生の俳優が出演する舞台を鑑賞しているかような感覚で楽しめるのが特徴だ。アメリカでは名セリフのシーンで客席から拍手や大喝采が送られ、まるでコンサートのような盛り上がりとなったとのこと。東京公演では、指揮を「ゴッドファーザー・ライブ」のプロデューサーのジャスティン・フリーア、演奏を国内最古の名門オケ「東京フィルハーモニー交響楽団」が担当する。
また、ライブシネマ・コンサート形式の上映イベントは、最近の欧米の新しいトレンドとなっており、今年から来年にかけて『バック・トゥ・ザ・フューチャー』や『レイダース/失われたアーク』、『E.T.』、『タイタニック』、『ティファニーで朝食を』といった名作映画がアメリカやヨーロッパ各都市でフルオケ演奏付きで上映される予定だ。
【イベント情報】
「The Godfather Live 2015 ゴッドファーザー・シネマコンサート」
会場:東京国際フォーラム
住所:東京都千代田区丸の内3-5-1
会期:10月3日
時間:昼の部13:00開演、夜の部18:30開演
料金:S席9,800円、A席8,800円、B席7,800円(未就学児入場不可)