グッチ(GUCCI)が12月2日、六本木ヒルズのウェストウォーク2階(東京都港区六本木6-10-3)に新たな旗艦店をオープンした。
同ショップでは、ミラノのモンテナポレオーネ通りにある旗艦店で初めて公開されたグッチの新しいブランドリテール環境を採用。広さ220平方メートルの店内で、ウィメンズウエア、ウィメンズシューズ、ハンドバッグ、ラゲージ、ジュエリーを始めとしたウィメンズとメンズのアイテムを展開する。
店内では、クリエイティブディレクターであるアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)による新たなコレクションの特徴であるエレガントでコンテンポラリーな折衷主義と共鳴するように、伝統とモダン、インダストリアルとロマンティックなエレメントを融合。さらに、控えめなデザインのインテリアを採用することで、心地よくリラックス出来る空間に仕上げられた。
また、素材の意外な組み合わせによって控え目なドラマを演出。異なるカラーの大理石を組み合わせた象眼を施すことでフロアに装飾的な三次元効果を生み出した他、テクニカルでメカニカルなディスプレイユニットとリッチなファブリックの柔らかさとのコントラストなど、ショップ内の至るところで対照的な素材使いが意識されている。また、ショップの随所にはラグジュアリーな椅子が配置され、ヴィンテージのオリエンタルラグが重なり合うように敷かれている。
なお、同店では17年クルーズコレクションのアイテムから展開し、グッチ六本木のオープンを記念して、スネークモチーフのハンドバッグ(22万円)とポーチ(13万5,000円)も登場する。