4月27日から5月8日のGW期間中、伊勢丹新宿店本館2階=センターパーク /TOKYO 解放区では日本文化“銭湯”に新しい解釈を加えたライフスタイルを提案する「TOKYO 解放区の湯」を開催する。
日本の古き良き文化を今に伝える“銭湯”だが、実際に年々その数は減り続けている。東京都浴場組合によると、昭和63年には都内に2,043軒あった数も、平成27年4月には650軒にまで減少してしまっているという。本企画では、そんな消失しつつある銭湯文化の魅力を再発信すべく、ファッションの視点から大人も子供も楽しめる銭湯を見つめ直す。
まず、“銭湯ファッション”として、今季東京で注目のクローカ(Kloka)、ヌケメ(Nukeme)、ヴイエル バイ ヴィー(VL by VEE)、ユキフジサワ(YUKI FUJISAWA)、ロメイ(Romei)、クレープ(Crepe.)などクリエーターやデザイナーが“銭湯”からインスパイアされたプリントTシャツやオールインワン、キャップ、アクセサリーなどを発表する。それらに加え、キュートでシニカルなお菓子を作るAYSKSMATSUNO from おかしい屋による湯上がりに楽しめる銭湯クッキー、MOYOの歯ブラシ、三鷹発の小さな問屋・五八の雑貨など、入浴時にも楽しめる石鹸や桶などのオリジナル銭湯グッズなども販売予定。
その他にも会場には、建築カメラマン今田耕太郎の銭湯写真や、現役最高齢の銭湯背景画絵師の丸山清人の展示、銭湯の定番品ケロリン、銭湯の文化を学べる本、銭湯検定など、多数のコンテンツが用意される。
さらに4月28日から30日(各日12時から13時まで)は、新宿区浴場組合公式キャラクター「ゆげじい」がやってくるイベントも。5月18日から24日の期間には、「そうだ!銭湯へ行こう」と題し、日本橋三越本店本館2階 スペース#2へもキャラバンを予定している。