英シューズブランド「シャーロット・オリンピア(Charlotte Olympia)」が「パーフェクトキティ(Purrrfect Kitty)」と題し、人気アイテムであるネコの顔がデザインされたシューズやバッグなどを一堂に集めたポップアップショップを新宿伊勢丹本館2階婦人靴売り場にオープンした。11月4日まで。
同ショップでは、日本からのリクエストで商品化されたカーフ素材のキティフラットシューズ(各8万5,000円)や、ベルベット素材のクラッチバッグ(7万7,000円)、ネコの顔型ポシェット(9万6,000円)を先行発売する。
また本国で展開されており、同ブランドのインスタグラムなどに掲載されたことから問い合わせが寄せられていたというキッズシューズ(1万6,000円から)を日本で初めて販売する。キッズシューズにもネコの顔がデザインされており、母子でブランドの世界観を取り入れることが可能だ。
デザイナーのシャーロット・オリンピアはもともとコルセットデザイナーになろうとコルセットの勉強をしていた人物。その時描いた靴のデザイン画が当時の先生から褒められ、靴デザイナーになることを薦められたとか。
そして始めたシューズブランドでコレクションアイテムの一つとして作ったネコ顔シューズが人気を集め、プラットフォームパンプス「ドリー(DOLLY)」やシューズの底面にもデザインされている「スパイダー」と並び、同ブランドを象徴するアイコンになったという。
「日本ではロンドンのようなタクシー文化がないこともあり、ヒールの高い靴に比べ、フラットシューズの動きが良い。そこで、本人に日本の顧客に向けてカーフ素材のキティシューズをリクエストした。ベルベットのネコ顔デザインもこちらから提案したもの」とブルーベルジャパンファッション事業本部アシスタントMDの仲西裕美氏。
日本からの提案で生まれた前述の3アイテムは、同ブランドのコレクションとして今後、他の国々でも展開される予定だという。