3月22日、「ユマコシノ(YUMA KOSHINO)」の13-14AWコレクションが渋谷ヒカリエにて披露された。デザイナーは小篠ゆま。「ラディカルコントラスト(RaDiCAL CONTRaST)」をテーマに、「純粋と異質が交わり生まれる『不協な共存』」を服に落とし込んだ。
ファーストルックは、幾何学模様のシルキーなチュニック。襟とベルトは落ち着いたグリーンで、胸元からはゴールドが覗く。モデルたちは目が覚めるようなグリーンやパープルのカラーストッキングを履き、髪はブロックごとに異なるカラーリング。ニットとハリのある布帛、ビビッドグリーンと暗いトーンのブラウンなど、対照的な要素のミックスが続く。
ガーリーに陥りがちな花柄と水玉も、レザースカートや巨峰のように大ぶりなジュエリーを合わせることで、エスニックに提案。ファーとレザー、ニットなど異素材は、同系色でまとめ統一感を出している。
エピローグはゴールドのルック。シワ感を出す加工を施したゴールドのライダースジャケットには、フィット感があるゴールドのパンツを合わせた。ラストルックは、深いスリットの入った黒いロングドレス。胸元から滴るようなゴールドを配し、肩には金色に縁取られた大輪の花をあしらった。