東京都現代美術館やギャラリーなどアートスポットや、個性的な品ぞろえの古書店が集まり、近年ではブルーボトルコーヒー、アライズ コーヒー ロースターズ、オールプレス エスプレッソなど、サードウェーブと呼ばれる焙煎や淹れ方にこだわったコーヒーショップが続々とオープン。新たなカルチャーを発信する街であり、その一方で昔ながらの甘味処やつくだ煮屋、おでん屋などの暮らしに根づいた名店が混在する街・清澄白河。
新旧のスポットが混在するおもしろさ、そんなアンビバレンツな街の雰囲気に惹かれて、紅茶専門店・ティーポンド(TEAPOND)の店主・三田祐也さんは清澄白河に店を構えた。もうすぐ2年が経つという店は、センスのよいティーポットやカップ&ソーサ、品質にこだわった豊富な種類の紅茶を目当てにご近所さんだけではなく遠方からもお客さまがやってくる。
夕方になると店内に優しい西日が差し込む「TEAPOND」
■農園別の紅茶、自社ブレンド紅茶、フルーツティーとバラエティ豊かなラインアップ
「産地や農園別の紅茶、自社でブレンドするフレーバーティー、ドイツやオーストリアでブレンドしたフルーツハーブティーなど、常時60種類ほどのお茶を揃えています。最近では、コーヒー豆と同じように、摘み取り時期や農園名にこだわるお客さまが増えてきました」と三田さん。同じ農園でも、摘み取り時期で紅茶の味はまったく異なる。春摘みは若々しい爽やかさがあり、夏摘みには深みや甘味が出てくるそうだ。だからTEAPONDでは、同じ農園で摘み取り時期が異なる茶葉を何種類も展開している。
個装された茶葉の包みがずらりと並ぶ店内。まるで薬局のよう。
ディスプレイ用にビン詰された茶葉。蓋を開けるとふわっといい香りが。
左)「アールグレイ ブルーバード」袋入り50g 864円(缶入り50g 1252円)、右)「ニライカナイ」袋入り50g 864円(缶入り50g 1252円)
奥)「2015年春摘みネパールイラム地区・ミストバレー農園EX-2」袋入り50g 1,242円(缶入り50g 1630円)
手前)「2015年夏摘みセイロンルフナ地区・シタカ農園BOP1」袋入り70g 1134円(缶入り60g 1360円)
ちなみにフクロウは「TEAPOND」のマスコットモチーフ。
新旧のスポットが混在するおもしろさ、そんなアンビバレンツな街の雰囲気に惹かれて、紅茶専門店・ティーポンド(TEAPOND)の店主・三田祐也さんは清澄白河に店を構えた。もうすぐ2年が経つという店は、センスのよいティーポットやカップ&ソーサ、品質にこだわった豊富な種類の紅茶を目当てにご近所さんだけではなく遠方からもお客さまがやってくる。
夕方になると店内に優しい西日が差し込む「TEAPOND」
■農園別の紅茶、自社ブレンド紅茶、フルーツティーとバラエティ豊かなラインアップ
「産地や農園別の紅茶、自社でブレンドするフレーバーティー、ドイツやオーストリアでブレンドしたフルーツハーブティーなど、常時60種類ほどのお茶を揃えています。最近では、コーヒー豆と同じように、摘み取り時期や農園名にこだわるお客さまが増えてきました」と三田さん。同じ農園でも、摘み取り時期で紅茶の味はまったく異なる。春摘みは若々しい爽やかさがあり、夏摘みには深みや甘味が出てくるそうだ。だからTEAPONDでは、同じ農園で摘み取り時期が異なる茶葉を何種類も展開している。
個装された茶葉の包みがずらりと並ぶ店内。まるで薬局のよう。
ディスプレイ用にビン詰された茶葉。蓋を開けるとふわっといい香りが。
さて春に向けたこの時期、TEAPONDのおすすめ紅茶をいくつかご紹介いただいた。まず三田さんが自らブレンドする同店人気のフレーバーティーシリーズ。特に「アールグレイ ブルーバード」と「レモンジンジャー」の2種類は人気があるとか。オリエンタルな果実の香りと矢車菊をブレンドした軽やかな味わいの「アールグレイ ブルーバード」は、紅茶通にもファンが多い。また少し寒い時期にカラダを温めてくれる「レモンジンジャー」は柑橘系の爽やかな飲み口で男性に人気が高いそう。またハーブティーの「ニライカナイ」は、南国のフルーツの華やかな香りと鮮やかな色合いが楽しめる。ノンカフェインなので寝る前にもぴったりだ。
左)「アールグレイ ブルーバード」袋入り50g 864円(缶入り50g 1252円)、右)「ニライカナイ」袋入り50g 864円(缶入り50g 1252円)
産地&農園別からは、「2015年夏摘みセイロンルフナ地区・シタカ農園BOP1」と「2015年春摘みネパールイラム地区・ミストバレー農園EX-2」だ。スモーキな香りとマイルドで豊かな深みが口に広がるシタカ農園の紅茶は、ストレートだけでなくミルクティーで飲むのもおすすめ。そしてネパールイラム地区はインドのダージリン地区に隣接、ゆえにミストバレー農園の紅茶は極上のダージリンのような味わいだとか。若々しいグリーンノートが漂い、また爽やかな甘味があるため、水だしアイスティーなどにも最適だそう。
奥)「2015年春摘みネパールイラム地区・ミストバレー農園EX-2」袋入り50g 1,242円(缶入り50g 1630円)
手前)「2015年夏摘みセイロンルフナ地区・シタカ農園BOP1」袋入り70g 1134円(缶入り60g 1360円)
■日本産紅茶も人気!その時々でお気に入りの一杯を楽しんでほしい
最近のトレンドとして、TEAPONDでは日本産地の紅茶にも注目している。「屋久島や静岡の農家が手掛ける紅茶を仕入れています。生産量が少ないので、入荷したらすぐに売れてしまいますけどね」と三田さん。最後に紅茶の楽しみ方について「当店で扱うだけでも本当に色々なタイプの紅茶があります。その時にしか出会えない紅茶も多い。だから色々とスタッフにたずねてください。いつもの定番紅茶だけではなく、朝昼晩とその時々の気分にあわせていろんな一杯を楽しんで欲しいですね」
ちなみにフクロウは「TEAPOND」のマスコットモチーフ。