伊勢丹新宿店は、2014年七五三のお祝着を同店本館7階呉服の特選きもの売場で紹介している。11月中旬まで。
同店呉服売り場では、七五三コーナーを設け、お祝着を始め、髪飾り、祝帯、バッグ、足袋などを紹介、祝う年齢(3・5・7歳)ごとに必要なアイテムをそろえる。お祝着には、単品販売とセット販売があり、単品価格は3歳は10万円から、5歳は19万8,000円から、7歳は19万8,000円から。セット販売はお祝着の他、襦袢、巾着、髪飾り、草履までがそろうセット(セット内容は年齢により異なる)で、価格は3歳は3万8,000円から、5歳は10万円から、7歳は25万円から。
今年の七五三ファッションについて担当者は、「特に、7歳女の子のお祝着は、アニメ・プリキュアの主人公が着ているような、水色やエメラルドグリーン系のカラーに人気が集中しています。お子様が憧れるテレビのキャラクターと同じ色を着たいという声を良く聞きますね。一方で、親御さんは定番の赤、ピンクで古典柄をお探しの方が多く、お子様とのご意見を調整するためにも余裕をもって来店いただければ」と話す。
今回注目なのは、「藤代工房(神奈川県座間市)」のお祝着。担当者によれば、同社は昨年までインターネット販売を行い、古典的なお祝着とは異なる可愛さがあると評判であったが、今年からは販売ルートを伊勢丹新宿店のみに限定。そのため、全国の顧客からの引き合いも出始め、売り場での同社売り上げが前年比300%まで伸びてきているという。
同売り場では7月23日から28日まで「七五三サマーフェスティバル」と題し、売場規模を拡大して販売。7月26・27日は同会場で髪飾り製作実演を行う。