ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)が3月1日、ベルシー地区の複合競技場を会場に2017-18年秋冬ウィメンズコレクションのショーを開催した。
メンズコレクションと併せて100回目の記念すべきショーは、ドリス ヴァン ノッテンのDNAを未来につなぐという意味で、過去に使用したプリントをリワークし、その上ににグラフィカルなモチーフを新たに加え、アーカイブをモダンにアレンジ。ノスタルジックな雰囲気は無く、全く新しいアイテムに生まれ変わっている。
シルエットは身体をゆったりと包み込むものが趨勢を占め、リラックスしたムード。フェイクファーでさらにボリュームを加えたり、樹脂ビーズの刺繍やネックレスで華やかさをプラス。約50種類のプリントを最大限に駆使して壮麗なコレクションを見せた。
また登場したモデル陣も目を引き、90年代に活躍していたカースティン・オーウェン(Kirsten Owen)、ナジャ・アウアマン(Nadja Auermann)、アンバー・ヴァレッタ(Amber Valletta)、トリッシュ・ゴフ(Trish Goff)、ミッシェル・ヒックス(Michele Hicks)、キャロリン・マーフィー(Carolyn Murphy)等、過去ドリス ヴァン ノッテンのショーでウォーキングしたスーパーモデルたちが勢ぞろい。集大成的なコレクションに、観衆はスタンディングオベーションでドリス・ヴァン・ノッテン(Dries Van Noten)を迎え、感動的なフィナーレとなった。