「ヴァレンティノ(VALENTINO)」は14-15AWコレクションを発表した。デザイナーのマリア・グラツィア・キウリとピエールパオロ・ピッチョーリは今季、アーティストのジョゼッタ・フィオローニ、キャロル・ラーマ、カルラ・アッカルディなど、型にはまらない女性達にインスパイアされた。
色とりどりのサークルがあしらわれたレザーケープやニットからスタート。1枚布のドレスやミニマルなパターンのトップス・ワンピースなどクチュールメゾンらしい美しい仕立ての服が登場した。スタイルは60から70年代。スカートはハイウエストでミニか膝下丈。
目を引く美しい蝶とフラワー柄はジャカード、レースエンブロイダリー、スパンコール、プリントなどで描かれ、ケープ、ドレスなどに変容。アイコン・ロックスタッズは角が取れ、小さくなりミニロックスタッズに進化。ジオメトリックパターンのレザーケープなどに穿たれている。
後半にはチュールにフラワーや星、太陽が刺繍されたエレガントなドレス群が登場し、終了した。