ニナ リッチ(NINA RICCI)は14-15AWコレクションを発表した。アーティスティックディレクターはピーター・コッピング。
前半はアンサンブル、ニット、コートなどデイウエアを披露。ダブルフェイスのコートやスカートはナチュラルに仕上げたヘムの表情を生かし、ドレープを生む。所々のファー使いもポイント。アウターにあしらわれた他、ショルダーストラップが付いただけのショールのようなアイテムも登場した。トップもほぼハイネックで暖かみを感じさせる。カラーはパープルのグラデーションに補色のダークグリーンを合わせる。
ショーが進むに従い、フラワーモチーフが現れる。白地に大胆なドローイングがプリントされたシリーズや刺繍やレース、ジャカードになってスタイルを浸食。そのまま後半になり、漆黒に染まった夜会服を披露。ベルベットやサテンとレースが組み合わせられ、大きくシームに花が咲いた左右非対称のマキシドレスなどとてもエレガントな空気を放ち終了した。