「鈴木マサル傘展2013・持ち歩くテキスタイル」が5月11日より東京・代々木上原のケースギャラリー(CASE gallery)にて開催される。会期は5月26日まで。
オリジナルファブリックブランド「オッタイピヌ(OTTAIPNU)」やフィンランドの「マリメッコ(MARIMEKKO)」のデザインを手掛けているテキスタイルデザイナー・鈴木マサル。彼のテキスタイルは、鮮やかな色彩と大胆な構成の柄が特徴。
本展覧会で披露される「オッタイピヌ傘コレクション(OTTAIPNU KASA COLLECTION)」は、鈴木が2011年よりムーンバットと手掛ける傘ブランドで、雨傘・日傘・晴雨兼用傘が展開されている。生地、骨、ハンドルを簡単に分解できるエコ設計傘“エコ・デ(ecode/ECODE)”のシステムを採用。1本の傘に様々な生地を付け替えることが可能なので、その日の気分やファッションに合わせて、様々なテキスタイルを楽しむことが可能だ。
本展では、2013年に新しく発表した新作8作の他、これまで発表してきた柄も一堂に展示、販売される。また、本展覧会のために制作した、オリジナル楽曲のCDを鈴木マサルのテキスタイルパッケージにてリリースが予定されている。
鈴木は1968年千葉県生まれ。多摩美術大学染織デザイン科卒業後、栗辻博デザイン室に勤務。1995年に独立、2002年に自身の会社、有限会社ウンピアットを設立。国内外のインテリアテキスタイルの企画を手掛けながら2005年よりファブリックブランド・オッタイピヌを創設。現在は、日本、フィンランドを中心にプリントファブリックを主体にしたモノ作りを行っている。