「アニック・グタール(Annick Goutal)」は、花の香りを表現した新フレグランスコレクション「ソリフローレ(SOLIFLORES)」を、9月8日に発売する。
バラの香りの「ローズスプレンディド(Rose Splendide)」、ハニーサックルが香る「ル・シェブルフイユ(Le Chevrefeuille)」、スズランの香りの「ル・ミュゲ(Le Muguet)」、スミレの香りの「ラ・ヴィオレット(La Violette)」(各50ml/1万3,545円、100ml/1万7,640円)のオードトワレ4種をラインアップ。ブランド創始者のアニック・グタールの娘でもある調香師、カミーユ・グタール(Camille Goutal)が製作した。
同ブランドは、ピアニストやファッションモデルとしても活躍したアニックが、自らの調香の才能に気付き、1981年にパリに最初の店舗をオープンしたのがきっかけで誕生。99年にアニックが53歳で逝去した後は、娘のカミーユ、パートナーであったイザベル・ドワイヤン(Isabelle Doyen)が引き継いだ。
国内展開を行うブルーベル・ジャパンによると、現在世界的な人気を誇るのは、アニックがカミーユへの思いを込めて調香したという「プチシェリー(Petite Cherie)」、そして柑橘系の「オードリアン(Eau D’hadrien)」。夏期に高温多湿となる日本では、柔らかく軽めのノートを選ぶ人が多く、フローラル系ではローズが特に人気だという。