「カルヴェン(Carven)」は、ウィメンズの新フレグランス「カルヴェン・ル・パルファム・オードパルファム(Carven Le Parfum)」を8月28日に発売する。2009年にアーティスティックディレクターに就任したギョーム・アンリ(Guillaume Henri)が手掛ける初のフレグランス。
「シヤージュ(残り香)」をテーマとする香りを手掛けたのは、"スター調香師"としても知られるフランシス・クルジャン(Francis Kurkdjian)。エレガントさと無邪気さを併せ持つ上品な"カルヴェンウーマン"をイメージし、フレッシュでエアリー、そして女性的な香りに仕立てたという。
マンダリンブロッサムとホワイトヒヤシンスのトップノートを、スイートピーやジャスミン、イランイランのミドルノートが引き継ぎ、ラストノートはホワイトサンダルウッド、オスマンサス、インドネシア産パチョリのウッディーな香り。ネックにリボンが施されたボトルはフロストガラス製で、ボックス全体にグリーンのストライプが配されている。
価格は30ml/6,825円、50ml/9,765円、100ml/1万2,915円。シャワージェル(200ml/4,410円)とボディミルク(200ml/5,775円)も同時に発売される。
カルヴェンは、1946年に"マダム・カルヴェン"ことカルメン・デ・トマソが設立したクチュールメゾン。1946年に初の「マグリフ(Ma Griffe)」を、1957年に「ベチバー(Vetiver)」を発表し、香水ビジネスでも成功した。フレグランス事業を展開していたカルヴェンフレグランスは2009年にジャックボガールグループに買収され、その後ウィメンズフレグランスの新製品を発売。マグリフとベチバーのデザインも刷新している。