インディペンデントに活動する18組のジュエリー作家・デザイナーによる期間限定ショップ「ニュージュエリーリミテッドストア（New Jewelry LIMITED STORE）」が、5日より伊勢丹新宿店1階ザ・ステージにオープンした。6月11日まで。

この企画は2010年からスタートし、以降毎年開催されている。ディレクションを手掛けているニュージュエリーアソシエイツ森氏は「貴金属や石といった従来のジュエリー概念にとらわれず、ファッション・食・インテリアなど、生活の中にある要素から生まれたアイデアや感情が表現したジュエリーをセレクトしている」と説明する。

会場はパステルカラーの内装。天井から吊られたミラーに各ブランド名が表示され、アイキャッチとされている。扱われるブランドはエツコソノベ（ETSUKO SONOBE）、小林モー子（Moko Kobayashi）、ルーバス（Rubus.）、ユール（yull.）、ヒナヒムカ（hina himuka）、ボロロ（bororo）、ヒーミー（himie）、ヤヌカ（januka）、ジュティーク（JUTIQU）、ペンタ（PENTA）、プフッツェ（Pfutze）、シハラ（shihara）、Stitch（スティッチ）、スー（su）、トーカティブ（talkative）、ティーエムエイチ（tmh.）、トルチェ（tortue）、イエル（yiel）の18ブランド。扱われるジュエリーは、金・ステンレス・真鍮などに加え、ビーズ・シリコン樹脂・陶磁器・クリスタルガラスなど様々なマテリアルが用いられたもの。

また、限定商品としてジュエリー以外の分野で物づくりを手掛けているクリエーターがデザインしたジュエリーボックスを用意。シロクマの首にリングをかけられる陶器のトレーなど、多様なジュエリーの楽しみ方が提案される。

週末には世界各国の原石を職人と一緒に研磨し、オリジナルアクセサリーを作るワークショップが催される。「宝石研磨体験のワークショップは前回のイベントでも人気が高く、連日にぎわいを見せていた」（森氏）

スタート時にはデザイナー達が店頭に立ち、来店客と交流していた。