米ファッション・デザイナーズ協議会(The Council of Fashion Designers of America、CFDA)が主催する「2013年CFDAファッションアワード」のデザイナー・オブ・ザ・イヤー賞メンズウエア部門をトム・ブラウン(Thom Browne)、ウィメンズウエア部門を「プロエンザ・スクーラー(Proenza Schouler)」を手掛けるジャック・マッコロー(Jack McCollough)とラザロ・ヘルナンデス(Lazaro Hernandez)、アクセサリー部門をフィリップ・リム(Phillip Lim)が受賞した。
米ファッション業界での長年の功績が認められたヴェラ・ウォン(Vera Wang)はライフタイム・アチーブメント賞に選ばれ、今回で4度目のCFDAでの受賞となった。また、オスカー・デ・ラ・レンタ(Oscar de la Renta)は創設者賞、「ジバンシィ(GIVENCHY)」のクリエーティブディレクターのリカルド・ティッシ(Riccardo Tisci)は国際賞を受賞。
また、スワロフスキーがスポンサーを務めるデザイナー・オブ・ザ・イヤー賞のメンズウエア部門を「パブリックスクール(PUBLIC SCHOOL)」を手掛けるダオイー・チョー(Dao-Yi Chow)とマックスウェル・オスボーン(Maxwell Osborne)が、ウィメンズウエア部門を「スノ(SUNO)」のマックス・オスターワイス(Max Osterweis)とエリン・ビーティ(Erin Beatty)、アクセサリー部門をパメラ・ラブ(Pamela Love)、メディア賞を「スタイルドットコム(Style.com)」などで活躍するファッションジャーナリストのティム・ブランクス(Tim Blanks)、ボード・オブ・ディレクターズ・トリビュート賞に衣装デザイナーのコリーン・アトウッド(Colleen Atwood)が選ばれた。授賞式はニューヨークのリンカーンセンターで6月3日に開催された。
CFDAはアメリカのファッション業界の発展のために1962年に設立された非営利団体。CFDAファッションアワードは毎年行われ、400人を超える会員や、小売業者、ジャーナリスト、スタイリストらが推薦した各カテゴリーの候補者の中から受賞者が選出される。