「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)」の14SSメンズコレクションが6月17日、ロンドンで発表された。デザイナーはサラ・バートン(Sarah Burton)。テーマは「Ceremonial dressing: the rites of passage of a man.(男性の通過儀礼としての礼装) 」。
洗いをかけたシルクやカシミア、スカルモチーフのレースを使用。引き裂かれたジャカード生地やブラックローズの刺繍、わざとかすれさせたスクリーンプリントなどで、時を経て色あせ、朽ちた生地の質感や退廃的な雰囲気が演出される。裏地だけで作ったジャケットはカーディガンのようにジャケットの下に重ねて、裾や袖口からのぞかせた。インナーはシャツで、長袖には大きなカフス。白のノーカラーのシャツも多く登場した。
長め丈のジャケットに対し、ボトムスはルーズシルエットのショートパンツやクロップド丈のパンツ。足下はダークカラーのソックスを履き、ストラップ付きフラットシューズやダブルストラップのブーツ、メタルトゥのダービーシューズを合わせている。