伊藤忠商事は、イタリアのラグジュアリーブランド「エルマンノ・シェルヴィーノ(Ermanno Scervino)」及び「シェルヴィーノストリート(Scervino Street)」の日本市場における独占輸入販売権を取得した。グループ子会社・コロネット通し、14SSシーズンより販売を開始する。
30から40代の男女をターゲットとし、銀座もしくは表参道への旗艦店出店、並びに百貨店内にショップインショップを開設。3年後には両ブランドで小売り上代ベース30億円を目指す。主な価格帯はスーツ18万から33万円台、パンツ5万から13万円台、ワンピース7万から22万円台、ニット5万から16万円台。
エルマンノ・シェルヴィーノ・グループは、メゾン・エルマンノ・シェルヴィーノとして、クリエーティブデザイナーのエルマンノ・シェルヴィーノとトニ・シェルヴィーノが2000年に設立。ブランド哲学は、革新的マテリアルと、モデリングに卓越した仕立て職人「サルトリアーレ」の伝統技術との融合。世界42店のモノブランドショップ並びに500店以上のセレクトショップで展開。02年より300名の従業員や技術者を擁するアトリエをフィレンツェに開設し、イタリア全土で1,500名が携わり、「メイド・イン・イタリー」を貫いている。08年にミラノにオープンした1,200平方メートルのショールームには、メンズ、ウィメンズコレクションからアクセサリー、ジュニア、アンダーウエア、ビーチウエアまで幅広くそろう。