伊勢丹新宿店が9月19日から23日まで、子どもが描いた絵を基にオリジナルのレッスンバッグを作ることができるイベントを、同店本館6階スクール子供雑貨コーナーで開催する。
対象となる子どもは幼稚園生から小学校低学年までで、参加者がクレヨンとクーピーを使って描いた絵を基に、デザイナーのトヨクラタケルがオリジナルのフェルトアップリケを製作。そのアップリケを貼ることで、世界に一つだけのレッスンバッグを作るといった内容だ。
大阪総合デザイン専門学校在学中から、フェルトと紙を使ったイラストレーションを中心に活動を始めた同氏は、国内海外問わず数多くの個展やグループ展を開催している他、イラストレーションの受賞歴も数知れない。りそな銀行キャッシュカードやHonda Cars WEBサイトの作品でもお馴染みだが、13年には、プロダクトブランド、リバースプロダクツ(Re:VERSE PRODUCTS)を始めとする企画・製造もスタートさせている。そんなトヨクラの感性とそれぞれの子どもの総合性が融合することで生まれるレッスンバッグは、子どもにとっても自慢の一品となることは説明するまでもない。
アップリケを貼るバッグ(3,900円)は、リバースプロダクツのオリジナルのもので、カラーは「ネイビー×ネイビー」、「グレー×ピンク」の2種類で、モチーフサイズは2タイプ(20cm×20cm 2,500円、10cm×10cm 1,500円)。さらに、有料でトヨクラがデザインを手がけた既存のアップリケを一緒につけることができるほか、無料で「家」、「木」、「チューリップ(赤・黄)のアップリケをそれぞれ無料で1枚ずつつけることもできる。
絵を描く所要時間の目安は45分。各日午後1時から午後5時までの開催だが、狙い目は、初日19日と20日。両日ともにトヨクラ本人が来店して、子どもたちと一緒にバッグ作りを楽しむという。イベント参加の予約は受け付けないため、希望者は直接会場に足を運ぶことが必要だ。先着順の案内となるので混雑時には待つこともあるが、その間、他の参加者がどのような絵を描くのかを眺めるのもいいだろう。
バッグは仕上がりまでに2週間程度を要すが、完成まで指折り数えるのもまた楽しいもの。秋以降の習い事に一層性が出ること間違いなしだ。