H&Mデザインアワード2016をハナ・ジンキンスが受賞したことが、12月7日に発表された。
同アワードは、世界16ヶ国で最も権威あるデザイン専門学校の学生や卒業生を対象に、12年よりスタートしたデザインアワード。今年は、ケイト・ボスワースやオリヴィエ・ルステン、ニック・ナイトなどの著名な審査員によって、40のデザインスクールから選抜された8名の最終候補者の中から、ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アート出身の24才のハナ・ジンキンスが優勝者に選ばれた。
ハナ・ジンキンスは、生のデニムとシルクのインナーの裏地素材という難しい素材のバランスで構成されたコレクションを制作。オーバーサイズでありながら女性らしいシルエットを活かした、新しいファッションを提案した。
ハナ・ジンキンスには優勝賞品として、1年間のH&Mによるメンターシップ、賞金5万ユーロ(約650万)に加え、受賞作品を16年秋にH&Mの世界中の店舗、及び公式オンラインサイトにて販売出来る機会が与えられた。なお、日本国内では限定店舗のみの取り扱いとなっている。