コスチューム ナショナル(CoSTUME NATIONAL)のデザイナー、エンニョ・カパサ(Ennio Capasa)がチャリティーイベント「The 8th Annual Heaven Gala」に参加した。
会場ではパフォーマンスアーティストのマリーナ・アブラモヴィッチ(Marina Abramovic)とコラボした作品「Heaven」が発表された。これは、マリーナが考えた“Heven=光と影が出合う意識状態”を具現化したもので、今回エンニョはオリジナルウエアをデザイン。それを身に着けることで作品の世界観を共有する、来場者一体型の作品を完成させた。
また、イベントでは「コスチューム ナショナル」の15年プレフォールコレクションを発表。そこにはコラボ作品を通じて再発見された、両者の共通テーマが反映されている。今回のプレゼンテーションについて、エンニョは「光と影の関係性についてきわめて忠実に表現出来た」とコメント。
ユーゴスラビア出身のマリーナ・アブラモヴィッチは、過去には「ジバンシィ バイ リカルド ティッシ(Givenchy by Riccardo Tisci)」の広告ビジュアルに登場。14年には「アディダス(adidas)」によるFIFAワールドカップの記念ムービーにも参加している。