イタリアンクラシコとして創業120年の歴史を持つ「ボリオリ(BOGLIOLI)」が新たにメンズデザイナーとして、元ラルフ ローレンのデザインディレクター、ジェイ・ヴォッスージ(Jay Vosoghi)を迎え、ミラノメンズファッションウィークでプレゼンテーションした。
お披露目となった14-15AWコレクションは三つのテーマから構成。50年代、60年代のクラシックな素材をモダンにスタイリングした「ミラネーゼブルジョワジー」、60年代のナバホ族からインスピレーションされたミラノ・ブレラエリアのカルチャーが好んだ「ボヘミアン」、ディープなインディゴブルーを使用した「インディゴシー」と、全体をミラノで新たなクリエーションとビジネスが芽吹いた60年代のメンズエレガンスを表現している。
ボリオリを代表する裏地のない切りっぱなしのパシュミナ・ジャケットや、すべてのアイテムが軽さと柔らかさを重視。ネイティブ柄のジャカードや様々なチェック、新たなカラーリングと、ダブルブレストと大きなラペルが印象的だ。