「シュウウエムラ(shu uemura)」は2014年1月1日よりビューティースタイリストのユニフォームを一新する。デザインを手掛けたのは「ウエムロムネノリ(uemulo munenoli)」のデザイナー・上榁むねのり。
新制服は、ブランドカラーである白と黒を基調としたパンツスタイル。全世界のシュウウエムラ ビューティースタイリストが着用し、女性用24パターン、男性用8パターンが用意されている。
シンプルかつなデザインテイスト上榁のデザインが、シュウウエムラの創設者である植村秀の「シンプル&リッチ」という考え方と共通する、というのが起用の理由。上榁は「シュウウエムラ製品のパッケージデザインをヒントに、制服の既存のイメージを超えた、インパクトのある制服を目指した。また、身体的にお客様と近い距離になる仕事であることを想定して“近づけば近づくほど美しい服”を意識した」とコメントしている。
上榁むねのりは福岡県出身。IEDファッションコースを首席で卒業し、02年から「コスチューム・ナショナル(CoSTUME NATIONAL)」でアシスタントを務めた。その後「0044 Paris」07AWウィメンズコレクションを、07年からラフ・シモンズの下で「ジル・サンダー(Jil Sander)」ウィメンズコレクションのデザインを手掛けた。12SSに自身のブランドでシャツに特化したコレクションをスタート。同年、東京新人デザイナーファッション大賞を受賞した。