「グッチ(Gucci)」が日本上陸50周年を記念して、1年間を通じてスペシャルイベントを開催。この特別な年を祝うための日本限定カプセルコレクションの第2弾が10月に発売される。クリエイティブ・ディレクター、フリーダ・ジャンニーニによってデザインされたコレクションは、ハンドバッグ、ウィメンズウェア、スカーフ、ウィメンズシューズ、スモールレザーグッズのフルラインで展開する。
同コレクションは、日本初のグッチショップがオープンした2年後の1996年に誕生した、グッチ不朽のアイコン「フローラ」プリントからインスピレーションを得て作られたもの。この「フローラ」はモナコのグレース大公妃のためにデザインされたスカーフに端を発する、エレガントで洗練されたコレクションだ。
生まれ変わったフローラプリントは、地がほんのりとブルーががっているのがポイント。この新しいカラ―のフローラは、ウェアやライニングにも使用されている。
また、秋冬コレクションではカラーバリエーションがさらに増え、ウォレットには新しい形のものも誕生。フラップ式で、ライニングにフローラプリントのファブリックが施されているのが特徴だ。
商品は、10月1日から7日まで阪急うめだ本店で開催される「Gucci the House of Artisans」にお目見えする他、随時各店舗でも展開。ECサイト限定で、ユーカリリーフカラーも販売される。
50周年の節目を迎え、社会貢献にもさらに力を注いでいるグッチ。ユネスコ協会就学支援の他、日本のクラフトマンシップの支援にも注力しているが、これは、日本の文化・芸術や伝統の職人技を尊重しているグッチならではの貢献といえよう。今回のコレクションでも、グッチのシグネチャーともいうべきバンブーハンドルを昇華させた「バンブーショッパー」がお披露目されているが、その歴史は、第二次世界大戦後の物資不足の時代に、日本から輸入した竹をハンドルに使ったことがはじまり。1947年に発売されて以来、世界中に知られるアイコンバッグの最新型、一度は店頭で直に見ておきたいものである。