伊勢丹新宿店では、5月25日から30日まで、キース・へリング(Keith Hairing)のアートを使用したアイテムや先行販売品を発売する期間限定ショップ「中村キース・ヘリング POP SHOP」を同店本館6階催事場にオープンする。
同ショップは、同期間に伊勢丹新宿店で開催されるニューヨークのファッションやグルメ、カルチャーなどを紹介する「ニューヨーク展」の一環で開催されるもので、ニューヨークのダウンタウンの“ロウ&アバンギャルド”の世界観がアイテムや装飾を通じ紹介される。
会場では、ニューヨークを代表するアーティストでサブウェイドローイングで有名なキース・ヘリングのグラフィックがあしらわれたGRAHTのiphoneケース(2,500円から)をはじめ、先行販売のトートバッグ(2,700円から)、大胆な色使いのニットキャップや靴下、クラッチバックなど、どれもNYアートを手軽に楽しめるアイテムが展開される。
また、ヴァンドーム青山からはキースのアイコンが描かれたリング(4,600円から)、色鮮やかなヘアゴム(1,900円から)、イニシャルにBaby Symbolや顔があしらわれたヘアピンなども発売。さらに、キース・へリングのアートをあしらったハナアフ(Hanaa-fu)のバッグ(2万9,000円から)や、ポーター(PORTER)のキース・へリング別注ハロートートも(1万2,000円)も登場する。
同店担当マネージャーは、「(このイベントを通じて)1980年代のニューヨークを代表するアーティストであるキースの世界観やエネルギーを身近に感じていただき、日常のファッションアイテムにもアートを取り入れていただければ」とコメントしている。
中村キース・ヘリング美術館は、山梨県北杜市小淵沢町にあり、中村和男が同館長を務める。「キース・ヘリングの世界~混沌から希望へ~」をテーマに、キース・ヘリングのコレクションのみを展示する、世界で初めての美術館。キース・へリングは、1980年代アメリカの「光と影」を背景に「未来への希望と夢」を表現しながらも「人間の持つ狂気」などを表した作品が多く、館内で紹介されている。