イタリア生まれの世界最古の薬局「サンタ・マリア・ノヴェッラ(Santa Maria Novella)」が5月9日、銀座6丁目に旗艦店をグランドオープンした(東京都中央区銀座6-8-17 1階)。
店内は外光が差し込み、国内の既存店舗より軽やかな印象で、床もテラコッタではなくフローリング。薬局というコンセプトを守りつつ、入店しやすい雰囲気作りを目指したという。店舗面積は約36平方メートル。ハーブ・フレグランス製品、ボディケア、インテリアアイテムなどフルラインアップをそろえる。
同店店長によると、「他店に比べ客層は幅広く、一通りメンズコスメを試したことのある30代後半から40代の男性など新規客がプレオープン期間から数多く来店している。移転前からのリピーターも多く、約1年にわたる休業中も他店で買い物せず銀座店オープンを待ち続けたコアな顧客もいる」と話す。時間を掛けてじっくり選べる雰囲気が特徴で、フェイスクリームなどのスキンケアアイテムや、ギフト用のソープなどが人気という。
銀座店で先行販売していたハーブウォーター「マッジオウォーター」(250ml/3,500円)の売れ行きも好調。イタリア語で「5月」を意味する「マッジオ(Maggio)」のネーミング通り、アイリスやジネストラなどの初夏らしい爽やかな香り。オーデコロンより軽い香り立ちのボディ用化粧水として塗布するのが主な使途だが、リネンウォーターとしても使用できる。