山本耀司がクリエイティブ・ディレクターを務める「Y-3(ワイスリー)」の10周年を記念して、Y-3初の男性用フレグランス「BLACK LABEL(ブラックレーベル)」が発売される。
「香水を創る事と服をデザインする事は大きく異なります。香水創りにはたくさんの人々が関わって、アドバイスをしてくれます。しかし詰まるところ、どちらも感覚を魅了するものを創らなくてはならないのです」と山本氏は語る。
カルダモンとエレミにマリーゴールドが加わった、男性的で生き生きとしたトップノートに、ミドルノートは、ヴァージニアセダーウッドとラヴァンダンが主役で、ブラックペッパーが官能的に香る。 ラストノートでは、パチョリ、ヴェチヴァー、トンカビーンが魅惑的なムードで包み込む。75mlボトル入りで、Y-3公式オンラインストアでは2月に発売を予定しているが、日本発売は未定。
また、山本氏はアディダスとのコラボレーションから始まったY-3の歴史を振り返り、「10年前、私たちはアディダスと共に、それまで存在しなかったものを創り出しました。そしてその未来は、私たちが予想した通りになりました。私の願いは、スポーツウエアをエレガントでシックなものにする事でした。この事は当時も今も変わりありません」とコメントしている。