伊勢丹新宿店本館2階センターパーク/TOKYO解放区に「ミントデザインズ(mintdesigns)」のポップアップストアがオープンした。「100%メイド・イン・ニッポン」をテーマに、同ブランドの日本製アイテムを紹介している。10月28日まで。
同ブランドは、製品の約95%が日本製。全国津々浦々の優れた職人達の丁寧な作業に支えられて完成したアイテムを発信し続けている。その事実をより多くの人に理解してもらいたいとの想いを込めて、会期中は、店舗外壁の一角に生産者たちのポートフォリオを集めたミニギャラリーも開設される。
ギャラリーではミントデザインズの製品を手掛ける職人らが、自分達が作ったものを纏った写真が掲げられる。埼玉の縫製工場、東京の捺染工場、パターンメーカー、神奈川のレース工房などで働く男女が思い思いの着こなしを披露したことで、「一つひとつのアイテムがどのように世界を彩るか」を垣間見ることができる展示となっている。
会場には同ブランドの秋冬コレクションや限定アイテムも多数展開する。「100%メイド・イン・ニッポン」限定アイテムとしては、葛飾北斎が描く北斎漫画をモチーフにした「北斎漫画×ミントデザインズ」柄シリーズだ。トップス(2万4,000円)、ワンピース(3万6,000円)のいずれのアイテムにも、ユニークな柄が落としこまれているのがポイント。同アイテムの誕生経緯について担当バイヤーは、「“クールジャパン”というと、アニメや漫画を通して日本のカルチャーを発信するイメージがある。そこで、漫画やアニメの原点に立ち返って製品作りを考えたところ、北斎漫画を取り込んではどうかという話になった」とコメント。
その他、同店限定アイテムとして、袖がレザーで見頃がウールのジャケット(5万2,000円)、ロング丈のスタジアムコート(6万8,000円)のほか、ドールモチーフのスタッズがデザインされたクラッチバッグ(6万円)などの同店限定アイテムがそろう。