三越伊勢丹ホールディングスによるラグジュアリーコスメ編集ショップ「イセタンミラーメイク&コスメティクス(ISETAN MiRROR Make&Cosmetics)」が3月12日、ルミネ横浜店(横浜市西区)とルミネ北千住店(東京都足立区)に2店同時でオープンした。
イセタンミラーは「欲しいときに、好きなように、欲しいモノだけ買える、ラグジュアリーコスメショップ」をコンセプトとして、同分野で圧倒的な強みを持つ伊勢丹新宿店で培ってきた販売ノウハウ、商品調達力を最大限に活用し、国内外のラグジュアリーコスメを顧客の視点で編集。2012年3月にオープンしたルミネ新宿店を皮切りに、同9月にルミネ大宮店、2013年1月に3号店となるセレオ八王子北館に次ぐ出店となる。
売り場面積はルミネ横浜店が約165平方メートル、ルミネ北千住店が約190平方メートル。取り扱いブランドは「シャネル」「イヴ・サンローラン」や「RMK」「ランコム」「クリニーク」などそれぞれ15ブランドが展開されている。また、新ショップオープンに合わせてオリジナルブランド「イセタンミラーボーテ」から1月に発売されたアイライナー、マスカラ、リップグロスに引き続き、アイシャドウ(全6色、各2,940円)、チーク(全3色、各2,310円)、リップスティック(全6色、各2,415円)が追加発売された。
3月12日のオープンから2日、売り上げは2店ともに予算ベースで推移。ルミネ横浜店はメイクアップのシェアが高く、ルミネ北千住店はスキンケアが好調に動いているという。
同グループは横浜、北千住のように、営業拠点のないエリアや、百貨店など大型店舗での出店が困難だったエリアに小型店舗の出店を今後も積極的に行う方針で、4月6日には吉祥寺パルコ店がオープン予定。順次、全国の駅ビルや商業施設に出店していく。