サウジアラビアの首都リヤドで最大の百貨店ハーヴェイ・ニコルズ(Harvey Nichols)において、日本の20ブランドのファッション・ライフスタイル製品群を販売する「クリエイティブ・ジャパン ファッション・フェア(CREATIVE JAPAN Fashion Fair)」が25日に開幕した。
開催初日の夕刻よりハーヴェイ・ニコルズの主催したオープニングレセプションには、当地で最大の女性誌「Sayidaty」などのメディア関係者やファッションブロガー、同百貨店のVIP顧客など250名が来場。サウジアラビア側の来場者の8割超が女性で、ブランドについて日本側主催者に熱心に質問したり、レセプションの合間にも実際に商品を購入したりする様子が見られた。
クリエイティブ・ジャパン ファッション・フェアは、経済産業省クリエイティブ産業課の支援のもと、日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO)が実施。「エーディグリーファーレンハイト(A DEGREE FAHRENHEIT)」「フガハム(FUGAHAM)」「プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ(PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE)」などの洋服ブランドから「キューポット」「東急ハンズ」などの雑貨まで、「今の日本らしさ」を感じさせる20のブランドが集結。安定した経済基盤のもと若年人口の増加が著しく、女性の社会進出が進み、ファッションなど消費財市場の拡大が見込まれるサウジアラビアにおいて、ジャパンブランドの魅力を訴求して認知度を向上させることが目的だ。フェアは3月10日まで開催される。