新たな香りの世界へ扉を開く。ディオールのコスメブティックでカウンセリング体験1/2

2014.11.30

1年で表参道のけやき通りが最もロマンティックな季節に真っ赤なバッグのディスプレイに目をとめると、そこはディオール パフュームビューティ 表参道ブティック(東京渋谷神宮前4-12-10表参道ヒルズ館1階 E-107)。「CD」が象られた引き手がディオールならではのラグジュアリーな美の世界へと誘う。

メゾン創設者のクリスチャン・ディオールは偉大なクチュリエであると同時に、パフューマリーであった。ドレスを香りで体現するという発想から、メゾンで初めてのパフュームとして誕生した「ミス ディオール」は、1947年、クリスチャン・ディオールのファーストコレクションの時に、“香りの演出”として用いられた香りでもある。

このようにパフュームは「ファッションビューティーをつなぐもの」としてメゾンにとって重要な位置づけ。この表参道ブティックでは、特別な訓練を経た、確かな専門性を持つフレグランス スペシャリストが常駐し、カスタマーの要望に的確に答えるばかりでなく、新たな香りとの出合いを提案する。

実際にどのようなサービスが受けられるのか、表参道ブティックのメイクアップ アーティストでありフレグランス スペシャリストの松村和幸さんにお願いし、実際にカウンセリングを体験することに。ディオールではフレグランスのカウンセリングを「オルグ カウンセリング」と呼んでいる。松村さんはタブレットを使ったカウンセリングと「いつもはどのような香水をつけていらっしゃいますか?」「どのようなシーンで使われますか?」など丁寧なヒアリングを組み合わせて、3種類の香りを提案する。フレグランス オルグ カウンターに並べられた香りのボトルは、すべてラボラトリーで見るようなガラスの容に収められており、これはボトルデザインの先入観に惑わされないようにするための計らい。

この日、カウンセリングを体験したFASHION HEADLINE読者の鳥居麻里恵さんが選んだのはベルガモット、シトラス、ローズ、ジャスミンといった女性らしいエッセンスに加え、精神に深い落ち着きをもたらすオークモスが絶妙なバランスで配合された「グリ モンテーニュ」。「グリ モンテーニュ」は、コレクション プリヴェというオー ド パルファンのシリーズの一つで、このコレクション プリヴェ全12種類がそろうのは、こちらの表参道ブティックと伊勢丹新宿店のみだ。

後編に続く。
編集部
  • けやき通りに面した、ディオール パフューム&ビューティ 表参道ブティック。
  • ルージュ ディオールで作ったバッグ型のディスプレイ。
  • けやき通りに面した、ディオール パフューム&ビューティ 表参道ブティック。
  • けやき通りに面した、ディオール パフューム&ビューティ 表参道ブティック。
  • 左手に「オルグ カウンセリング」のスペース。
  • ミス ディオールのコレクション。
  • コレクション プリヴェ。
  • ディオール パフューム コレクション
  • FASHION HEADLINE読者の鳥居麻里恵さんがカウンセリングを体験。
  • ボトルデザインに左右されないように、全て同じ容器に用意されている。
  • タブレットを使ったアンケート。2択の質問が計4問用意されている。
  • タブレットを使ったカウンセリングを行う。
  • カウンセリングの結果から、3種の候補を用意。
  • FASHION HEADLINE読者の鳥居麻里恵さんがカウンセリングを体験。
  • FASHION HEADLINE読者の鳥居麻里恵さんがカウンセリングを体験。
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