ディオール「ローズ デ ヴァン」誕生10周年。ヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌが語る、詩情あふれるジュエリーの旅

2025.08.05
ディオール ファイン ジュエリーを象徴するコレクション「ローズ デ ヴァン」が、誕生から10周年を迎えました。この記念すべき節目に、クリエイティブ ディレクターであるヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌが、創作の舞台裏と的なインスピレーションについて語るスペシャルムービーが公開され、改めてその美しい世界観に注目が集まっています。

© PIOTR STOKLOSA/Courtesy of DIOR

「『ローズ デ ヴァン』がまるで幸運のお守りのように、持ち主を尽きることのない冒険へと導くことを願っています」
ー ヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌ

映像の最後に語られるこの言葉は、10年にわたり愛されてきたコレクションの核心を象徴しています。


コンパスローズから始まった、詩情あふれる物語
ヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌがディオール ファイン ジュエリーのディレクターに就任した当初、彼女はムッシュ・ディオールの少年時代の邸宅があるノルマンディー地方・グランヴィルを訪れました。邸宅の庭園を散策する中で出会ったのは、モザイク装飾の“コンパスローズ(風配図)”。その象徴的なモチーフが、コレクションの名となる「ローズ デ ヴァン」誕生のインスピレーションとなりました。

© Sophie Carre/Courtesy of DIOR
彼女はこの風配図を、中央にダイヤモンドを配し、ライスグレーンモチーフで縁取った回転式メダイヨンという形で再解釈しました。そこに配された色とりどりのストーンは、まるでの途中で出会う情景のように、それぞれ異なる物語を紡いでいます。

© Jérôme Boudry /Courtesy of DIOR

月と太陽が奏でる「ローズ セレスト」
「ローズ デ ヴァン」の詩的な世界は、コレクション「ローズ セレスト」によってさらに広がりを見せます。こちらは、宇宙を象徴する月と太陽をテーマにしたラインで、ヴィクトワールが「月と太陽の隠れんぼ」と語るように、柔らかな曲線を描くモチーフが幻想的な空気をまとっています。

© PIOTR STOKLOSA/Courtesy of DIOR
昼と夜、光と影──相反する要素がひとつのメダイヨンの中で調和し、神秘的な魅力を放っています。

© PIOTR STOKLOSA/Courtesy of DIOR

ディオールの“ラッキースター”が宿るチャームたち
クリスチャン・ディオールが迷信深い性格であったことはよく知られています。その精神は、「ローズ デ ヴァン チャーム」にも息づいています。スズランや蜂、そして忠誠を象徴するアイビーなど、自然に着想を得たチャームは、ジュエリーとして身に着ける幸運のシンボルとして昇華されています。

© A. Fleury/Courtesy of DIOR
さらに、ディオールの“ラッキースター”にオマージュを捧げた「エトワール デ ヴァン」も加わり、チャームのひとつひとつが個人のストーリーを語るような存在となっています。

Courtesy of DIOR

2025年、新たな章へ──「ローズ デ ヴァン」の旅は続く
10年という節目を迎えた「ローズ デ ヴァン」には、2025年に向けて華やかな新作が登場します。ディオール ファイン ジュエリーが誇るクラフツマンシップと詩的なビジョンを反映した新たなモデルが加わることで、このコレクションはさらなる進化を遂げていきます。

Courtesy of DIOR
Courtesy of DIOR

「ローズ デ ヴァン」は、ジュエリーを超えて、持ち主の旅や想いを包み込むような存在です。その魅力はこれからも、時を超えて多くの人々を惹きつけることでしょう。



https://youtu.be/g8ElX4rVr5w


#DiorJoaillerie
#ディオールファインジュエリー



お問い合わせ:
クリスチャン ディオール
TEL:0120-02-1947

編集部
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